shoespost

 

 

Shoespost-online

2025年03月21日

Shoespost-online

2025年03月21日

日進ゴムのパワーリフティング専用シューズ「JIRIKI」から国産、フルスペックモデルが登場――ベンチプレスに加えデッドリフトでもパフォーマンスを発揮できる設計に



日進ゴムが展開するパワーリフティング専用シューズ「JIRIKI」は、2月26日にニューモデルを発売する。引き続き生産される既存モデルの「JKP-#1」は、滑らないソールを追求したHyperV(ハイパーV)を搭載し、ベンチプレスでのフォーム固定に特に高い評価を受けている。


新製品の「JKP-#2」は、ほぼすべての設計や素材を一新。選手からのフィードバックをもとに、大幅な性能、フィット感、操作性の向上と、デッドリフトでもより高いパフォーマンスを発揮するためのこだわりが詰め込まれた。


超防滑ソールのハイパーVは、前モデルに続き#2にも搭載した。前モデルが7㎜厚だったのに比べ、今回は約4㎜厚とさらに薄くして、競技者のフロアへのパワー伝達をより高めた。つま先から踵まで、まさにフルフラットで、競技者の力を吸収することなくフロアにダイレクトに伝達する。


この薄いソールで繊細な感覚を出しつつ、パワーリフティングに求められる強度を確保するためには、アッセンブル作業時のブレを極限まで排除しなければならないため、同社はシューズ部門での勤続40年以上の熟練者が日本の若い職人を十分にトレーニングした上で、同社岡山工場で生産する選択をしたという。#2で使用される日本製のソールは、前モデルよりもさらにきめ細かい防滑意匠を組み込みプラットフォームとのグリップ力をより高めている。


ラストは多くの競技者から「より力が入れやすいように、足指を広げられる設計にしてほしい」という要望が寄せられたことから、極薄のソールと広げた足指で地面をつかめる感覚を最大限引き出す新ラストを採用。また「靴の中で足が動かないように」といった要望に応えるため、靴紐とダブルストラップだけではなく、インソールに粘りのある細かなシボのある特殊素材を採用。フットギア対足のグリップ性能を大幅に向上させた。


さらに「デッドリフト時に外側に靴が変形することを防いでほしい」という要望に応えるため、3つのゴムパーツを設計。つま先部分にホールドカウンター、足の外側縦アーチと横アーチの着地部分にあたる小趾球部にはデッドリフトの用途に特化したデッドリフト・フィクスチャー。そしれ踵部のより高く設計されたアウトカウンターラバーは、ベンチプレスでもデッドリフトでも踵をホールドする。


サイズは23.0~30.0㎝、カラーはブラックのみ。販売店は直営ECショップで、価格は2万2000円(税込)。前モデルに続き、新モデルも全国のJIRIKIアンバサダージムで試履きできるため、最適なサイズを選択することが可能。またアンバサダージムではディスカウントクーポンを配布している。


関連記事


注目記事


商品特集

商品特集


連載

  • いちがいもんの独り言
  • フィッティングの技法
  • トレンドを俯瞰する
  • シューズビジネスを考える

有料会員限定記事


カテゴリー別記事

企業

業界

商品

マーケット

サステナビリティ

インタビュー

決算

人事

PAGE TOP