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2024年05月02日

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日進ゴム、竹やコーヒーフィルター再生材で93%植物由来のスニーカー「RALLY ROUND(ラリーラウンド)」の第1弾の展開をスタート



日進ゴムは、アースフレンドリーで世界の仲間とつくることをコンセプトにした次世代スニーカーブランド「RALLY ROUND(ラリーラウンド)」の1stモデルを、10月28日15時からラリーラウンド直営のECサイトで発売を開始する。また、東京有楽町の1000点以上のエシカルアイテムが揃う、日本最大級のコミュニティ型店舗「エシカルな暮らしLAB」(東京都千代田区有楽町2-7-1 有楽町マルイ6F)にも出品され、販売予定になっている。


“履いているのが楽しくなる、ストレスフリーで、アースフレンドリーなスニーカーをつくる”そんな思いからRALLY ROUNDの開発は始まった。


日本の竹と天然ゴムを独自に合成した柔らかで軽量なゴム「Bambrub(バンブラブ)」ソール、コーヒーフィルターの生産時廃材をリサイクルした通気性に優れ丈夫な生地「Cafetex(カフェテックス)」など、サステナブルな独自技術を満載した1stモデルは93%の植物由来率となっている。


同社岡山工場で作られる1stモデルは、着用者の足を形どり、まるで素足のような感覚を作り出すポルトガル産の天然コルクをインソールとして贅沢に使用。カラーは全3色で、サイズは23.0~29.0㎝のユニセックス展開。価格は1万6500円(税込)。


同社プロジェクトマネージャーの渡辺喜朗氏は「スニーカーは安心快適で現代のライフスタイルに必要不可欠なものだが、大量生産モデルのためアウトソールやミッドソール、生地にプラスチックや合成ゴム、ポリエステルやウレタンなどの石油由来素材を多く使い、日本では最終的に燃えるゴミとなっている現状に対するアクションが必要だと考えていた。また、日本で確立した技術だけでなく世界中の、考えに賛同してくれる仲間から自由なデザインやストレスフリーな素材を積極的に募集していくことにした。そうしてできた靴が、アースフレンドリーなものを選ぶのも楽しいというポジティブな会話のきっかけになることができればとも考えている」と話す。


ラリーラウンドは、自由なデザインと自然との共存という感性を世界から学ぶことも注力。北欧エストニアの職人的シューズブランド「TOKU」とのコラボレーションを行い、同ブランドのデザイナーでありクリエイターでもあるPiibeさんの発想を取り入れたモデルを2023年冬に発売する計画。北欧の生産したバルチックウールをBambrubソールやコルクインソールと組み合わせた、とても楽しいモデルになる予定だ。


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