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2025年04月18日

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「パラディウム」が世界で最も広く読まれているフランスの文学作品「星の王子さま」とコラボしたブーツを発売――パンパとバギーをベースにした2型で

㊧PAMPA-PETIT PRINCEと㊨BAGGY-PETIT PRINCE

エスエスケイが展開するフランスのブーツスニーカーブランド「PALLADIUM(パラディウム)」は、「星の王子さま」とコラボしたブーツ2アイテムを、3月14日からパラディウムのオフィシャルストアであるS-Rush各店舗などで販売を開始した。


「Le Petit Prince」は、フランスのリヨン出身の小説家、パイロットであるアントワーヌ・ド・サン=テグジュペリの代表作で、日本では「星の王子さま」のタイトルで知られている。1943年にニューヨークで初版が出版されて以来、発行部数は3億部以上、600以上の言語に翻訳され、毎年500万部が売れるなど、世界で最も広く読まれているフランスの文学作品。


パラディウムは、1920年代に航空機専用のタイヤメーカーとして創業。ブーツをつくる前から、探求と冒険へのコミットメントを体現していた。同様に、サン=テグジュペリの飛行士としての経験から生まれたLe Petit Princeは、世界を旅し、自らを探求することの本質を描き、人生や愛について深い考察が世代を超えて人々の心をとらえている。


今回のコラボレーションは、そうした共通の伝統と価値である「旅」や「発見」「探検」を称え、「Le Petit Prince」の知恵と詩的な魅力に加え、パラディウムの冒険心を融合させたコレクションになった。


アイテムは、パラディウム伝統のシルエットである2タイプのブーツがベース。ひとつはパラディウムの伝統で、デザートブーツの原型のひとつとも言われるPAMPA(パンパ)をベースにした「PAMPA-PETIT PRINCE」(税込1万5400円)。ハイカットシルエットと凹凸のアウトソールが特徴で、フランスの外国人部隊が行軍に着用したというヒストリーと相まって、パラディウムのミリタリールーツを今に伝えるアイテムとなっており、今回はアッパーに刺繍やプリントで王子さまを配置している。カラーは3色。


もうひとつが、折りたたみ可能な履き口で異なる印象が楽しめるBAGGY(バギー)がベースの「BAGGY-PETIT PRINCE」(税込1万6500円)。伸ばすとすっきりとしたシルエットで、シュータンラベルを折り返す足元のボリュームアップになり、異なる印象が楽しめる。アッパーには星の王子さまのイラストと3つの火山とバオバブの芽、バラの花がある惑星「B612」の文字をプリント。カラーは1色。


どちらのアイテムも踵には、‟free your imagination(想像力を自由にしてください)”と‟deggine-moi un mouton(羊を見せてください)”という「Le Petit Prince」からの引用をプリントし、物語の世界へと誘う。サイズは22.5~28.0㎝。


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