TR シリーズ用に新たに開発された SHM
+(プラス)
今回、発売するTRシリーズには、これまでの「アサヒメディカルウォーク」に搭載されているSHM(スクリュー・ホーム・ムーブメント)機能を改良したSHM+(プラス)が搭載される。スクリュー構造は、これまでの「アサヒメディカルウォーク」に搭載されているものよりも直径を約2㎜大きく設計したうえ、中心から外側に向けてフィンの厚みを最大1.2倍に厚くして強度もアップさせた。さらにフィンの螺旋をたわみの方向に連動させ、踵着地時に対応するガイドスクリューを設計することで走行時の外旋運動をサポートする。
また、同社独自の足型測定器であるフットグラファーのデータに基づく3Eのラウンドラストに、ネジレを抑制しバネ効果で推進力につながるトルションバーを搭載。このトルションバーは、スクリュー部分から踏まず部までをシャンク機能でカバーし、外側をアーム状に長くした高硬度EVAの形状と本底の溝設計で母趾側に荷重移動を促し、蹴り出しをサポートする。
さらに前足部は外側、中足部と後足部では内側のEVAに厚みをもたせることで、過回外(オーバーサピネーション)および過回内(オーバープロネーション)を抑制する3-レイヤー(3層構造)ミッドソールといった、ランニングに対応した新たな機能を付加している。