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2024年03月29日

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ヨネックス、2030年度までにCO2排出量を50%削減する目標を策定――スコープ1・2を2016年度比で

ヨネックスは7月29日、持続可能な社会の実現に向けて、2030年度までに全社におけるCO2排出量(スコープ1・2)を、2016年度比で50%削減する目標を策定した、と発表した。


同社は、2019年に経営理念「独創の技術と最高の製品で世界に貢献する」に基づく「ヨネックスのサステナビリティ」という方針・考え方を取締役会で制定しており、環境・社会・ガバナンスの観点から社会の持続可能性を巡る課題に対して解決に貢献すべく、事業活動を展開している。


環境においては、重要性を増す気候変動の問題に対して、企業として脱炭素社会の実現に向けた責任を果たすべく、今回の目標を策定した。


同社では、この目標に向けて「生産部門」では生産工程の見直しによる作業の効率化、エネルギー効率の良い生産設備等の導入を、「各拠点」では再生可能エネルギーの積極的な導入、照明のLED化等による省エネ推進、社用車のエコカーへの切り替え推進に取り組んでいく。


また、脱炭素社会の実現のためには、スコープ1・2の自社からの排出だけでなく、サプライチェーン全体での取り組みが重要と認識しており、現在、スコープ3(スコープ1・2以外の間接排出)の排出量の削減に向けても取り組みを進めている、としている。


そして製品の開発、製造から消費者の使用、廃棄までのすべての過程における企業活動において、環境負荷の軽減をはかるべく、取り組みを進めている。


環境に配慮したものづくりの推進では、環境に配慮した素材の利用として、化石由来のプラスチック素材の削減のため、包装資材(商品パッケージ等)をバイオマス素材やリサイクル素材等に切り替えるとともに、ウェア等は再生ポリエステル、オーガニックコットン等を繊維に使用していく。また、サステナブルな製品開発に向けた基礎研究を行う。


環境負荷の少ない生産活動としては、生産部門における省エネ設備や再生可能エネルギーの導入、生産工程の見直しによる廃棄物の削減、環境評価(製品アセスメントの実施、化学物質の事前評価、代替品の推進)を行う。


廃棄物削減とリサイクル推進では、商品パッケージの簡素化、研究や生産工程で発生した廃棄物や使用済製品のリサイクルに向けた研究、分別による再資源化を進める。


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