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2025年06月17日

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「スピングル」が「マツダロードスター」とのコラボスニーカーを発売――広島生まれの2社が2年の歳月をかけて互いに納得のいく1足が完成



スピングルカンパニーが展開する「SPINGLE(スピングル)」は、マツダ(広島県安芸郡府中町、毛籠勝弘代表)が販売するスポーツカー「マツダロードスター」とのコラボスニーカー「SP-MX5」を5月25日からマツダコレクションオンラインショップで発売している。SPINGLE銀座、広島、VINGO GATE、SPINGLE公式オンラインストアでも5月26日から発売する。なお、この商品は5月25日に開催予定のマツダロードスターのファンイベント「軽井沢ミーティング2025」で初披露された。


今回のコラボレートは、マツダとスピングルが手を組むことにより、自動車とシューズという異なる領域での価値融合を目指したもの。どちらも広島生まれのメーカーであること、独自性の高いモノづくりを続けていることなど共通する点が多く、また、運転のしやすさからロードスターオーナーからもともとスピングルが支持されていることも背景のひとつとなった。


スピングルとしてもマツダの曲線美を追求したカーデザインに魅かれており、単一の車種として抜群の知名度と熱狂的なファンを持つマツダロードスターとのコラボが、ブランド力の向上につながるとしてオファーを快諾。まずはお互いの工場やミュージアム見学を通して、相互のモノづくりに対する想いや価値観を共有し、理解を深めるところから企画がスタート。両社によるミーティング、試作、修正を複数回重ね、足掛け2年の歳月をかけてお互いに納得のいくコラボスニーカーが完成した。


SP-MX5は、「車で走る道、靴で歩く道、この一足があなたの新しい相棒になりますように」、そんな想いを込めて生み出されたマツダとのコラボレーションによる特別商品。


ロードスターのシンプルで美しいフォルムを反映しつつ、足の曲線に沿って柔らかくアーチを描くようにデザインしており、クルマのスタイリング同様、どの角度から見ても美しく見えるラインを実現している。マツダがクルマ作りで培った精緻なデザインとスピングルの職人が生み出すハンドメイドの温かみが融合したスタイリングデザイン。また、アクセルとブレーキの踏みかえをスムーズにするために、ソールの踵部分を高く巻き上げ、大胆で特徴的なデザインに仕上げた。


ファン同士の”FUN”な交流がロードスターの魅力。その価値観を表現するために、印象的なカラーリングを4タイプ用意。マツダが培ってきたカラーデザインのノウハウを活かし、鮮やかさと上質さを両立した、大人にも映える洗練されたコーディネーションに仕上げている。


アッパー素材はロードスターの開発理念のひとつである「ライトウェイト」と合致した、軽量かつ柔らかで丈夫な素材であるカンガルーレザーを採用。アッパーとソールの結合補強のため、スエード素材を採用することでドライビングシューズに求められる高い屈曲性や底の薄さ、外甲側の強化を実現した。ソールの裏面にはロードスターのアイコニックな数字である「5」を型抜きして、遊び心を織り込んだ。


シューズボックスは歴代のロードスターの線画をモチーフにしたグラフィックを配し、すべてのロードスターオーナーに楽しんでもらえるコレクタブルな特注仕様になっている。


今回のコラボスニーカーは、初代ロードスターNAのキャッチコピー「誰もがしあわせになる」を受け継ぎ開発している。すべてのロードスターオーナーに、そしてロードスターを愛するすべての人に、この一足を楽しんでほしい。そんな思いを込めて、スピングルが基本とするユニセックス展開(22.5㎝〈XS〉~28.5㎝〈XL〉)の7サイズで展開。価格は2万6500円(税込)。


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