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2025年04月18日

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レアーレワールド、ムーンスターのスクールシューズ123足を途上国の子ども達へ届ける

㊧ムーンスターが寄付したスクールシューズ、㊨1回目の寄付の様子。ムーンスターから寄付されたキッズシューズをレアーレワールドのスタッフが一人一人に手渡した

NPO法人REALE WORLD(静岡県伊東市、以下レアーレワールド)は、世界中で子どもたちの健全育成のための活動を行なっている。


その活動のひとつが「ワールドフレンズプロジェクト」。サイズアウトなどの理由から、まだ十分使えるのに履けなくなってしまった日本の子ども達のシューズを、経済的に厳しい状況にある途上国の子どもたちに届ける取り組み。


日本の子ども達には、ものを大切にする心、他人を思いやる気持ちを育んでもらい、途上国の子ども達には「遠く離れた日本から自分を応援してくれる人がいる」ことを知ってもらい、希望を持って努力する力が湧くこと。それを感じる「きっかけ」を提供している。


ムーンスターは、このようなレアーレワールドの理念に共感し、この活動に協力している。同社は、2023年2月にローンチしたカジュアルシューズブランド「b/m(ビーエム)」のCSR活動として、途上国へシューズを届ける方法を模索していたムーンスターが、レアーレワールドのプレスリリースを読んだことをきっかけに、一緒に活動することになったという。


1回目の寄付は2024年2月に行われ、キッズ向けの運動靴80足が2024年の3~5月にかけて、レアーレワールドのスタッフやボランティアの学生の手によって、ネパールの子どもたちに届けられた。


そしてムーンスターは、2025年3月に2回目の寄付として「MOONSTARスクールシューズ」のうち、校庭での使用を想定したグラウンドシューズ「MS 3000G」シリーズと「SCアスレチック」シリーズ合計123足を用意。これらのシューズは、2025年度内にネパールの子ども達に届けられる。


途上国では生まれた環境によって、努力してもその才能を開花させる機会を持てない子ども達がたくさんいる。レアーレワールドでは、単なる物の寄付以上に、「子どもたちが努力し、成長するチャンスを生む」環境づくりを重視し、靴を必要としている子ども達へ、意味ある形で届けることを大切にしている。


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