RUBEAR CNF ソール採用のSPM-172(㊧)とSPM-295(㊥)。RUBEAR CNFソールモデルは、ソールの土踏まずの部分にロゴが刻印されたパッチが付く(㊨)
スピングルカンパニーは、スニーカーブランド「スピングルムーヴ」から、環境に優しいサステナブルなスニーカー「SPM-172」、「SPM-295」を6月下旬から順次発売する。
同社の新たなソールブランドである「RUBEAR(ルベア)」の第1弾モデルとなるこの2品番は、アウトソールに植物由来のナノサイズ極細繊維・セルロースナノファイバー(CNF)を練り込み、摩耗しにくいRUBEAR CNF ソールを採用し、アッパーに製造廃棄物の再生生地コーデュラECO、ライニングには再生素材が含まれているクール マキシムなどを採用。2品番で2000 足の販売を計画している。
SPM-172は、シューレースタイプで、カラーはブラック、ベージュ、ネイビーの3色。サイズはXS~XL(ユニセックス)の全7サイズ展開。価格は1万9800円(税込)。SPM-295は、スリッポンタイプで、カラーはブラック、オレンジ、ネイビーの全3色。サイズはXS~LL(ユニセックス)の全6サイズ展開。価格は1万7600円(税込)。
スピングルムーヴは、動物の貴重な皮革をできる限り無駄なくアッパー素材に採用するとともに、熱を加える前に裁断した残りのゴム材料を練り直して余すことなく使用するなど、サステナブルな取り組みを進めてきた。さらになるべく長く使用できるよう、スニーカーでは珍しいリペアサービスにも対応している。そして、購入したスニーカーを少しでも長く履いてもらうことで、ユーザーの満足とサステナブルな社会づくりの両方に貢献できると考え、本格的なサステナブルなスニーカーの開発に取り組んだ。
今回同社では、環境負荷の軽減などソールの可能性を追求した新ソールブランド「ルベア」を投入。その第1弾として、鉄の1/5の軽さであり、さらに、鉄の5倍以上の強度をもつとされる植物由来のセルロースナノファイバーを高度な加工技術によってゴムに練り込み、ソールの摩耗性を従来に比べ、約40%低減したRUBEAR CNF ソールを完成した。
RUBEAR CNFソールと環境負荷の少ない素材を使用したサステナブルなスニーカーを22年秋冬モデルまで新ラインとして順次販売し、23年以降は他の商品の一部をRUBEAR CNFソールに切り替えていく。さらに、新たなソールブランドであるルベアについても、他の素材の配合などの研究・開発を進め、常識に捉われず、革新的なソールを生み出していく方針。