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2024年05月13日

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スペイン発の婦人靴ブランド「チエ・ミハラ」が伊勢丹新宿店で2月14~20日にイベント開催――会期中にデザイナー、チエ・ミハラ氏による催しも



アッシュ・ペー・フランス(東京都港区、佐々木貞夫代表)が展開するスペイン発レディスシューズブランド「CHIE MIHARA(チエ・ミハラ)」は、ポップアップイベントを2月14~20日に伊勢丹新宿店本館2階の婦人靴プロモーションスペースで初開催する。


スペイン・アリカンテのシューズファクトリーをベースとするチエ・ミハラは、2004年に日本市場に参入。その見た目の美しさに加え、幅広・甲高でクッション性の高いソールを使用した抜群の着用感が魅力。


今回のイベントでは2024年春夏コレクションの新作を始め、アーカイブコレクションから歴代の人気モデルも再登場し、幅広いラインアップを見ることができる。さらに、2月17日にはデザイナーのチエ・ミハラ氏による在店イベントを開催。デザイナー本人からシューズ選びのアドバイスを聞ける、またとない機会となる。


同ブランドは、2001年にブラジル生まれの日系2世であるチエ・ミハラ氏が立ち上げた。ブラジル、日本、ニューヨーク、スペインで過ごした経験から異文化がミックスされた美的感覚を持つ彼女の作品は、フェミニンで陽気、そして刺激的。さらに、整形靴の店で働いた経験を活かし解剖学的観点を持って作られた靴は、甲高・幅広にも対応した、包み込むようなフォルムが特徴。美しい見た目と高品質な素材に加え、履き心地が良く苦痛のないデザインが、アクティブに活動する女性たちから絶大な支持を得ている。


チエ・ミハラの靴は、スペインでも屈指の靴の生産地で知られる南東部の港湾都市・アリカンテのエルダにある、ファミリー経営のファクトリーで生産されている。同ファクトリーは1950年代半ばに設立されたが、職人たちが持つ技術はさらに歴史が長く、1800年代後半から5世代を超えて受け継がれている。


生産プロセスにおいては、革の裁断から靴箱の準備まですべて手作業で行われる。すべての靴が品質管理チームによって細やかに管理され、最終的には60人以上の手を渡り生産されている。職人の高い技術力、伝統、そしてファクトリーが提供する「メイド・イン・スペイン」の品質と、デザイナー、チエ・ミハラの芸術的な感性が交わり、類まれなる美しい靴が生まれている。


さらに、SDGsに対する取り組みとして、同ブランドの生産プロセスでは革を取る目的のみで飼育・殺戮された動物の素材は一切使用せず、食肉のために育てられ、残された皮革のみを使用。靴に使用される牛や羊、子牛のレザーは、スペイン、イタリアでヨーロッパの環境規制のもと飼育された素材を選定している。


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