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2024年05月06日

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ミズノスポーツ振興財団、2023年度の「スポーツメントール賞」「スポーツライター賞」を表彰――最優秀賞は競歩コーチの酒井瑞穂氏と「怪物に出会った日 井上尚弥と闘うということ」を著した森合正範氏

ミズノスポーツ振興財団は4月23日(火)、東京・品川のグランドプリンスホテル高輪で「2023年度ミズノ スポーツメントール賞」および「2023年度ミズノ スポーツライター賞」の表彰式を開催した。


ミズノ スポーツメントール賞は、日本の競技スポーツおよび地域スポーツにおいて、選手の強化・育成並びに地域スポーツの普及・振興に貢献した指導者を顕彰するとともに、優秀な指導者の育成を目的にしたもので、日本スポーツ協会と日本オリンピック委員会との共催で、1990年度から制定している。


2023年度は、ゴールドに日本陸上競技連盟推薦の東洋大学陸上部監督補佐兼競歩コーチの酒井瑞穂氏が受賞した。酒井氏は、世界大会で活躍する選手を指導し、東京2020オリンピックで池田向希選手が銀メダル、2022オレゴン世界選手権では2種目で銀メダル(池田選手、川野将虎選手)、2023ブダペスト世界選手権で川野選手が2大会連続のメダル(銅)を獲得したことが評価された。

ミズノスポーツメントール賞ゴールドを受賞した酒井瑞穂氏㊨。㊧はミズノスポーツ振興財団水野明人会長

シルバーは、日本フェンシング協会推薦でフェンシング ナショナルヘッドコーチで松山恭助選手らを指導したボアダン・フランク氏、神奈川スポーツ協会推薦でNPO法人高津総合型スポーツクラブSELFを設立し理事長および公認クラブマネジャーとして運営に携わっている菊地正氏、日本パラスポーツ協会の推薦で車いすバスケットボール男子日本代表のヘッドコーチとして、東京2020パラリンピックで日本史上初の銀メダル獲得に導いた車いすバスケットボール 日本パラスポーツ協会公認中級パラスポーツ指導員、公認パラスポーツコーチの京谷和幸氏の3人が受賞した。


スポーツメントール賞には、日本卓球協会推薦の日本生命保険相互会社 卓球部コーチで早田ひな選手を指導している石田大輔氏、日本水泳連盟推薦でアーティスティックスイミング日本代表ヘッドコーチの中島貴子氏、日本サッカー協会推薦で佐川急便 U-20日本女子代表監督の狩野倫久氏、全日本柔道連盟推薦で三井住友海上火災保険 全日本女子70㎏級コーチの上野順恵氏、茨城県スポーツ協会推薦で茨城県エアロビック連盟設立に積極的に関与した公認エアロビックコーチ1の宮本真理子氏、千葉県スポーツ協会推薦で子どもたちへのバスケットボールの指導・普及に取り組んでいるJBA公認C級コーチの石井真維氏、滋賀県スポーツ協会推薦で高校の運動部活動の指導者として貢献している公認柔道コーチ1の米富和郎氏、大阪府スポーツ協会推薦でアンチ・ドーピングの教育および啓発に取り組んでいる公認スポーツドクターの中嶋千晶氏、島根県スポーツ協会推薦で58年にわたり地域のサッカー教室やスクールの指導者として活動している公認コーチングアシスタントの松浦嘉昭氏の9人が受賞した。


受賞者13人にはトロフィーと副賞(ゴールド200万円、シルバー各100万円、スポーツメントール賞各50万円)が贈られた。


また、スポーツに関する報道・評論およびノンフィクション等を対象に、優秀な作品とその著者を顕彰するとともに、スポーツ文化の発展とスポーツ界の飛躍を期待し、これからの若手スポーツライターの励みとなることを願い、1990年度から制定されている「ミズノ スポーツライター賞」の最優秀賞には、森合正範氏の「怪物に出会った日 井上尚弥と闘うということ」(講談社)が選ばれ、トロフィーと副賞100万円が贈られた。優秀賞には、菅谷齊氏の「日本のプロ野球の歴史――激動の時代を乗り越えて――」(大修館書店)が受賞し、トロフィーと副賞50万円が贈られた。

ミズノスポーツライター賞最優秀賞を受賞した森合正範氏㊧。㊨は水野会長

「怪物に出会った日 井上尚弥と闘うということ」は、井上選手と対戦した相手を取材することで井上選手の桁外れの強さに迫った1冊。「日本のプロ野球の歴史――激動の時代を乗り越えて――」は、400頁を超える重量感ある作品。


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