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2024年04月27日

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【ランニングシューズ特集 アキレス「BROOKS(ブルックス)」】トップアスリートが使うレーシングモデルやトレーニングモデルから日常生活を豊かにするデザインの厚底モデルまで網羅してブランドの存在感を高める



プレミアムクッションモデル「グリセリン」の21代目が“もちもちっ”とした感触のミッドソール素材、DNA LOFT v3の搭載でクッション性をさらに高めて発売


米国No.1ランニングシューズブランドの「BROOKS(ブルックス)」が、日本マーケットでもトップアスリートから日常生活における街履きまで、その存在感を高めている。


直近の1月下旬から発売されているのが、「ブルックス」のプレミアムクッショニングモデルとして多くのファンを魅了してきたGlycerin(グリセリン)の21代目となる「Glycerin 21(グリセリン21)」。


このモデルのミッドソールに搭載されているのは、液化窒素ガスを混ぜて臨界発泡させて成型したDNA LOFT v3。このクッション素材は前作にも搭載され、その“もちもちっ”とした感触の履き心地に対する評価が高かった。今回のグリセリン21には、このDNA LOFT v3を前作よりも2㎜厚くして搭載したことで、クッション性や反応性、さらに耐久性がアップしている。また、アッパー素材は、エンジニアードワープニットを新採用したことで、通気性が向上したうえ足にぴったりとフィットしつつ柔らかい履き心地になった。

Glycerin 21(グリセリン21) 2万2000円(税込)/ミッドソールに搭載されたクッション素材、DNA LOFT v3により“もちもちっ”とした柔らかく、反発性のある感覚が得られる。ノーマルタイプ。㊤㊧メンズのグレー、㊨メンズのホワイト、㊦㊧ウィメンズのグレー、㊨ウィメンズのブラック。重量は約280g(27.0㎝/片足)

グリセリン21は、クッション性が高く、究極の柔らかさと反発性を兼備したミッドソールに、幅広く設計することで安定感を生み出すアウトソール、そして通気性とフィット感を高めたアッパーにより、ストレスフリーで快適な履き心地を提供する。ドロップは28㎜-18㎜の10㎜。


そしてグリセリン21は、ブルックス独自のモデル構成として、ノーマルタイプの「Glycerin 21(グリセリン21)」に加え、サポート機能であるGuide Rails(ガイドレール)を搭載した「Glycerin GTS 21(グリセリン GTS 21)、さらにアッパーに適度なコンプレッションとストレッチ性のあるステルスフィット構造を組み込んだ「Glycerin Stelthfit 21(グリセリン ステルスフィット 21)」の3つのタイプを用意し、1人ひとりの好みに合わせて選べるようになっている。


「Glycerin GTS 21(グリセリン GTS 21) 2万2000円(税込)/ブルックス独自のサポート機能、ガイドレールテクノロジーを搭載したタイプ。㊧メンズのブラック/ホワイト、㊨ウィメンズのネイビー。重量は約300g(27.0㎝/片足)

グリセリン21は、メンズがネイビー、グレー、ホワイト、ブラック、ウィメンズがオレンジ、グレー、ホワイト、ブラックの各4色を用意。グリセリン GTS 21は、メンズがブラック/ホワイト、ウィメンズがネイビーの各1色、グリセリン ステルスフィット 21は、メンズ・ウィメンズともホワイト、サンドの各2色で展開されている。


「Glycerin Stelthfit 21(グリセリン ステルスフィット 21)」 2万2000円/適度なコンプレッションとストレッチ性で足にあわせてぴったりフィットするステルスフィット構造のタイプ。㊧メンズのホワイト、㊨ウィメンズのサンド。重量は約265g(27.0㎝/片足)

レーシングモデル「ハイペリオン エリート 4」で箱根デビュー――これまで評価の高かった快適性に加え速さも実証。東京マラソンEXPO 2024に出展へ

「ブルックス」が世界のトップアスリートとともに開発した“勝利へ導くレーシングモデル”「HYPERION ELITE 4(ハイペリオン エリート 4)」が1月4日から発売された。このモデルは、「ブルックス」のスピードカテゴリーであるハイペリオンシリーズの最上位に位置付けられるハイペリオン エリートをフルモデルチェンジしたカーボンプレート搭載のシューズ。


窒素を注入し、臨界発泡させ成型した新素材、DNA FLASH v2をミッドソールに搭載することで、前作に比べエネルギーリターンが10%向上した。そして、より軽量で優れた反発性を発揮しながら、地面からの衝撃を吸収する優れたクッション性によって、後半まで脚を動かすことが可能になった。さらに、各サイズに合わせてカスタマイズされた「Speed Vault Race Plate(スピード ボールト レースプレート)」を搭載することで、爆発的な推進力を生み出し、ランナーを1秒でも速くゴールへと導く。なお、このプレートにはバイオベース素材を使用しており、環境にも配慮している。

加えてアッパー素材を刷新。レーシングフィット構造にすることで、まるでオーダーメイドしたかのようなブレのないフィット感を提供する。さらに、独自のカーブ構造であるラピッドソールテクノロジーが、カーボンプレートと連携して重心移動を楽に導き、前へ前へと押し出す推進力を生み出す。

「HYPERION ELITE 4(ハイペリオン エリート 4)」 3万5200円(税込)/ブルックスから登場した“勝利へ導くレーシングモデル”。ユニセックスサイズ展開。ドロップは34-26㎜の8㎜。重さは約205g(27.0㎝/片足)

このハイペリオン エリート 4が、正月早々話題を集めた。1月2日に行われた第100回箱根駅伝で駿河台大学の新山舜心選手が往路2区で履いたからだ。レース後の反響は大きく、「ブルックスは、ロングセラーのクッショニングモデル、GHOST(ゴースト)のイメージが強かったが、レース用もしっかり展開していることが再認識された」という。アキレスでは、東京マラソン2024(3月3日)の開催前3日間(2月29日~3月2日)に東京ビッグサイト南展示棟で開催される東京マラソンEXPO 2024に「ブルックス」で出展し、ハイペリオンシリーズを中心としたスピード系モデルを訴求する。


厚底設計による快適さと日常生活にもマッチするデザイン性でストリートでも注目集める「ゴーストマックス」

「ブルックス」の顔であるロングセラー商品、Ghost(ゴースト)シリーズから生まれた新しいクッショニングモデル「GHOST MAX(ゴースト マックス)」が、ブランドとして新境地を開いている。


ゴーストシリーズは、2008年に誕生し、早くも2010年にはアメリカのランニング専門誌、ランナーズワールドの権威ある最高賞であるエディターズ賞を受賞。その後もアップデートを重ね、これまでに9度も同賞を受賞している「ブルックス」を代表するモデル。そのDNAを受け継ぎ、厚底ソールを装着して登場したのがゴースト マックスだ。


GHOST MAXは、ランニングおよび長時間の運動中に起こる関節の痛みや怪我から身体を保護するために、独自のミッドソール素材である“DNALOFTv2”フォームを、シリーズ史上最も厚く採用することで足裏の圧力を軽減し、ソフトな履き心地を提供する。さらに、ドロップはこれまでのゴーストの半分の6㎜に設計、ミッドソールの独自のカーブ構造“グライドロールロッカー”により、重心移動をスムーズに導き、安定感を保ちながら楽に動ける感覚をもたらす。

「GHOST MAX(ゴーストマックス)」 1万9800円(税込)/ゴーストシリーズから登場した厚底モデル。ドロップは6㎜。重さは約285g(27.0㎝/片足)。㊤㊧メンズのサンド、㊨ブラック×オレンジ。㊦㊧ウィメンズのコーラル、㊨ブラック×レッド

幅広く設計されたアウトソール面は、歩行時も走行時も安定した履き心地を提供し、軽量性と耐久性のバランスに優れたラバーアウトソールを中心部で分割することで、動作の軌道を維持しやすい設計にしている。そして、ホワイトやブラックをベースにしたカラー展開は、現代の日常生活に欠かせなくなっているスポーティなスタイルにも合わせやすい。


さらに、サステナブルな観点では、ペットボトル10本分のリサイクル素材を使用し、さらにカーボン・オフセット・プロジェクトを支援することで、他のゴーストシリーズと同様にカーボンニュートラルを実現し、CarbonNeutral認証を取得している。



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