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2024年03月19日

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デサントジャパン、「MOVESPORT(ムーブスポーツ)」を新世代に向けた『デサント』のニューレーベルとして訴求――MOVESPORTS UNITとともに新たなスポーツシーンへも拡大

デサントジャパンの小川社長(中央)とMOVESPORT UNITの新世代アスリート

デサントジャパンは、『デサント』ブランドのニューレーベルとして「MOVESPORT(ムーブスポーツ)」を2023年春夏から新展開するにあたり、1月19日(木)に記者発表を開いてその概要を明らかにした。発表には、新たな「MOVESPORT」を象徴する、未来のスポーツシーンを牽引する新世代アスリートにより結成された「MOVESPORT UNIT(ムーブスポーツ ユニット)」も登場した。


冒頭、デサントジャパンの小川典利大代表取締役社長が、新たな「MOVESPORT」のコンセプトなどについて、次のように説明した。


「『デサント』のイメージは、野球やバレーボール、スキー、ゴルフ、水沢ダウン、そしてMOVESPORTとさまざまに分かれている。これが大手グローバルスポーツブランドとの違いだと捉えている。今後、MOVESPORTとデサントについては、しっかりカテゴリーとレーベルを分けて差別化したブランド戦略を進める。MOVESPORTは、次世代の20~30代の若者に向けたトレーニングウェアに位置付けるが、シンプルなデザインかつ高機能なウェアとして既存ユーザーを含めた幅広い層のトレーニングから日常までを網羅し、小売りとタッグを組み、MOVESPORT UNITと共同して量的拡大もはかっていく」


「MOVESPORT」は、幅広い世代がさまざまなシーンで着られるように設計されている。一般的なウェアと異なり、2本の糸からなるS.F.TECH(エス.エフ.テック)を使うことで、ストレッチ性がありながら“ハリ”があり、だらしなく見えない。また、スポーツは“タイト”、日常は“ゆったり”というそれぞれのシーンでのサイズ感を、パターンや生地の改良でベストなシルエットに仕上げている。MOVESPORT商品企画担当の弘中貴大氏は、「MOVESPORTではスポーツを広義に捉え、動くことがすべてスポーツであると定義し、豊かな生活のための製品を開発していく」と語った。


「MOVESPORTS UNIT」からは、スケートボード(バーチカル)の芝田モト選手、BMX(フリースタイル)の大和晴彦選手、BMX(レーシング)の早川優衣選手、スポーツクライミングの樽崎明智選手、同じく久米乃ノ華選手、フィギュアスケートの渡辺倫果選手(TOKIOインカラミ/法政大学スケート部)、同じく中田璃士選手(TOKIOインカラミスケート部)、同じく中井亜美選手(同)が登場し、「軽くて動きやすい」「競技以外でもストレスなく過ごせそう」と、MOVESPORTの装着感などについて語った。


「ムーブスポーツ」のアイテムには、S.F.TECH スリーブロゴ フルジップフーディー(税込1万890円)、S.F.TECH テーパードジョガーパンツ(税込9900円)、AIRY TRANSFER スパンライク フルジップフーディー(税込1万890円)、AIRY TRANSFER スパンライク テーパードパンツ(税込9900円)などがあり、シューズの展開予定はない。


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