「アディダス」からリオネル・メッシ選手や久保建英選手が使用するサッカースパイク「X SPEEDPORTAL」を発売
アディダス ジャパンは、現代サッカーで求められる異なる3つのスピードを解き放つサッカースパイク「X SPEEDPORTAL(エックス スピードポータル)」を発表した。
プレースピードが急激に増す現代サッカーにおいて、縦への突破に必要な直線的な「スプリントスピード」はもちろん、方向転換や切り返しに必要な「ステップスピード」(アジリティ)や、スピードを落とした状態から相手を出し抜く瞬間的な「ゼロイチスピード」(クイックネス)という、異なる3つのスピードの重要性に注目が集まっている。
フィジカルコーチとしてサッカー日本代表(SAMURAI BLUE)の指導にあたる松本良一氏は、ここ20年間における試合展開の高速化の理由として、分析技術の向上と戦術の高度化を挙げている。そして高い戦術がしのぎを削る世界で戦うためには、スプリントスピードのみならず、高強度のランを繰り返し走る力や、早い展開の中でも落ちない思考力と判断スピード、そしてデュエルの場面においてバランスを崩した状態からの素早いステップや、トップスピードへと瞬時に切り替える能力など、より多種多様なスピードがプレーヤーに求められるようになっていると話す。
アディダスは今回の商品開発にあたり、世界的なスピードプレーヤーからアマチュア選手まで、多くのアスリートへのヒアリングを実施。現代サッカーの進化とともに変わり続ける「スピード」の意味を改めて見直し、松本良一氏が「ピッチで必要とされるスピードのすべて」と語る「スプリントスピード」「ステップスピード」「ゼロイチスピード」の3つを実現する、革新的なテクノロジーを搭載した一足を完成させた。
「X SPEEDPORTAL」は、新たに搭載された“スピードスキン2.0”や“ハイスピードスタビリティシステム”、アップデートされた“スピードフレーム2.0”といったテクノロジーを兼ね備え、現代サッカーにおいてピッチ上でプレーヤーに必要とされるあらゆるスピードの向上を徹底的に追求した。また、サステナビリティにも配慮し、Xシリーズとしては初めてバージンポリエステルを一切使用せず、アッパーの50%以上にリサイクル素材を採用しながら、スパイクに必要とされる高い機能性を実現した。
久保建英選手は「X SPEEDPORTALは軽くてフィット感も良く、とても気に入っている。これから、プレースピードをさらに上げていくうえで、助けになってくれるスパイクだと思う」とコメント。浅野拓磨選手は「スパイクの中で足がずれてしまうと、スピードロスに繋がってしまう。そういった点においても、「X SPEEDPORTAL」はしっかりとフィットしてくれるので、裏に抜けるスピードが持ち味の自分にとって信頼のおけるスパイク」と述べている。
「X SPEEDPORTAL」は、久保建英選手、浅野拓磨選手を始め、原口元気選手、武藤 嘉紀選手、三好康児選手、菅原由勢選手、仲川輝人選手、齊藤未月選手、細谷真大選手、植木理子選手、遠藤純選手、宮澤ひなた選手、リオネル・メッシ選手、モハメド・サラー選手、カリム・ベンゼマ選手、セルジュ・ニャブリ選手、ソン・フンミン選手、トーマス・ミュラー選手、ガブリエウ・ジェズス選手、ダニエル・ジェームズ選手、フィフィアネ・ミデマー選手、ジェニファー・エルモソ選手、リンジー・ホラン選手、他が着用を予定している。