「RAUDi(ラウディ)」の水洗い加工したヴィブラムソールモデル
エムアンドエム(M & M CORPORATION、神戸市中央区)が展開する「RAUDi(ラウディ)」は、2006年に生まれたメンズカジュアルシューズブランド。トレンドを取り入れた細部にまでにこだわった革靴を提案している。本体価格で1万円台半ばから後半が中心。
こだわりの部分が垣間見えるのが、その革使い。例えば、“ディープダイレザー”と呼んでいる、革の芯まで染め込む手法を採用することで、革の色に深みを出した商品を、2023年秋冬シーズンから取り入れている。このほか、製品になってから水で揉み洗いして乾かす“水洗い加工”を行うことで、履き始めからエイジングしたような風合いを楽しめる商品なども提案している。また、一方でヴィブラムソールを搭載するなど、性能の高さにもこだわっている。今シーズンは、メンズでも太めのボトムスが人気となっていることから、ソールにボリューム感をもたせた厚底モデルも提案している。
1999年からスタートしたメンズドレスシューズの「Bump N’GRIND(バンプ アンド グラインド)」は、細みのローファーなどが定番となっているなか、斬新な反り上がったポインテッドトウに丸ヒールを採用したドレスシューズにもリピーターが付いている。秋冬はブーツ(チャッカとダブルモンク)も用意している。価格はRAUDiと同様に、1万円台半ばから後半が中心となっている。
斬新な反り上がったポインテッドトウが特徴の「Bump N’GRIND(バンプ アンド グラインド)」のメンズドレスシューズ