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2024年06月28日

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ミズノ、ジョグやスピード練習に適したトレーニングモデル「MIZUNO NEO VISTA(ミズノ ネオ ビスタ)」を開発――嶋津選手は「市民ランナーにお勧め!」と絶賛

MIZUNO NEO VISTAのメンズカラーモデル

ミズノは、スピードランナー向けランニング用トレーニングシューズ「MIZUNO NEO VISTA(ミズノ ネオ ビスタ)」を6月14日(金)、ミズノ公式オンライン、ミズノ直営店、一部のミズノ品取扱店で発売する。国内での発売から1年間の販売目標は6500足。


このモデルは、厚底ランニングシューズで強度の高い練習をしても、より効率的、かつ負担が少ない設計を目指した新コンセプトの厚底ランニング用トレーニングシューズ。ジョグやスピード練習に適する理由は、①“SMOOTH SPEED ASSIST(スムーズ スピード アシスト)”で楽に走れる、②脚にかかる負担を軽減、③ストレスの少ないフィッテイング。


ミズノの厚底ランニングシューズ開発の根幹機能である“SMOOTH SPEED ASSIST”搭載で、スムーズな走りを生み出す脚の角度維持をサポート、ふくらはぎ周辺の筋や腱にかかる負担を軽減する。着地時の足の角度は、レース用スピードシューズの「WAVE REBELLION PRO 2」の11°に比べて、5°と低く設定したうえで、踵の反り上がりを後部に設定し、ソール部の接地面を広く設計することで、自然な走行感を作り出しながらも安定性を生み出すように設計されている。


さらに、クッション性が従来のモデル(WAVE NEO ULTRA)と比べて約54%アップした、軽量でクッション性と反発性を兼ね備えたミズノ独自の新素材、MIZUNO ENERZY NXT(ミズノ エナジー ネクスト)をソール全面に搭載することで、クッション性と反発性の両立を追求。アッパーはワンピースニット構造を採用し、足あ足りによるストレスを軽減している。環境にも配慮し、アッパーとソールの材料は低環境負荷材を約60%以上使用し、インソールは、環境負荷になる藻を回収し、既存材と混合したミズノとして初搭載となる材料、Bloomを配合したものを採用している。


カラーは、メンズ(25.0~29.0、30.0、31.0㎝)がネイビー×ブルー×ブルー、ウィメンズ(23.0~25.5㎝)がライトブルー×ブルー×ブルーの各1色のほか、ユニセックス(23.0~29.0㎝)にイエローライム×ブラック×レッドを用意。価格は2万2000円(税込)。


同社は、長年培ってきたモノづくりのフィロソフィを結集しつつ、ゼロベースで取り組んだSMOOTH SPEEDプロジェクトにより、2022年に“踵のない”レーシングシューズ、ウエーブデュエルプロを開発、翌年にはフルマラソンに対応するウエーブリベリオンプロを発売するなど、この2年間でレーシングシューズにおける素材と構造の革新を実行してきた。


4月24日に開催した発表会で同社は、レーシングシューズを開発したステージ1から、レースにおける革新をデイリーシューズに落とし込んだ今回のMIZUNO NEO VISTAの開発はステージ2であるとして、さらに今後、ステージ3として、誰もが使いやすく買いやすいモデルも出していくことを明らかにした。


MIZUNO NEO VISTAは、すべてのレベルのランナーのジョグトレーニングモデルとして使えるほか、サブ3.5以上のレベルのランナーには、ポイント練習やスピード練習に、サブ4以下のレベルのランナーにはレース用としても使える、という汎用性の高さも特徴。


MIZUNO NEO VISTAをトレーニングで使用している嶋津雄大選手(GMOインターネットグループ陸上部所属)は、「リカバリー走でキロ6分のジョグからキロ3分半のペース走まで幅広く使っているが、どんな練習でも1足でこなせる。練習からレースまで使えることを考えると、市民ランナーにまず履いてほしい」と、ビデオメッセージで絶賛した。


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