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2025年01月21日

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ワークマン、「WORKMAN Plus」に「#ワークマン女子」「WORKMAN Shoes」を加えたメガストア業態『WORKMAN Plus 2』の第1号店を新潟市にオープン

写真は東急百貨店吉祥寺店に出店したWORKMAN Shoes

ワークマンは、1月12日(木)に新業態「WORKMAN Plus2」の全国第1号の新津店(新潟県新潟市)を、新設されるショッピングセンター敷地内にオープンする。


「WORKMAN Plus2」店は、作業客と男性一般客中心の「WORKMAN Plus」100坪店のフルの品揃えに「#ワークマン女子」と「WORKMAN Shoes」の2店の製品ラインをプラスした同社最大の150坪店舗。女性売り場は「WORKMAN Plus」100坪店の5倍、一般靴売り場は2倍に増える。ジュニアコーナーも新設され、作業、一般男性、女性、ジュニア向けの同社製品を一堂に揃えた「ワークマン・メガストア」となる。「#ワークマン女子」の要素も強いため、女性客の買い回りに便利なショッピングセンターの敷地内に出店する。


同社では、新業態「WORKMAN Plus2」の開発について、次のように説明する。「ワークマン」と「WORKMAN Plus店」では、来店頻度の高い作業客が徐々に固定客化していく。作業服や作業用品は仕事の必需品のため、不況でも業績が下がらない安定性が特徴。最近、個人向けの作業服市場は出店余地が限られてきた。一方、女性用機能性ウェア市場は、男性向けの2倍以上あり、有力な競合がいない。いわば「切り取り放題」の成長市場であり、「WORKMAN Plus2店」は「Plus店」の安定性に「#ワークマン女子店」の成長性が加わった、最強のフォーマットである。


なお、「WORKMAN Plus2」の出店条件については、次の4つを挙げる。①一般客の買い回りに便利な商況集積地、またはショッピングセンターの敷地内であること、②一般客(特に女性客)は滞店時間が長いので、広い駐車場があること、③同社フルライン製品の陳列が可能な150坪の店舗面積が確保できること、④近くに「ワークマン」や「WORKMAN Plus」がなく作業客が不便を感じている地域。


①と②は、「#ワークマン女子長岡川崎店」や「#ワークマン女子上越インター店」(2023年6月開店予定)などの女子店の出店条件。「WORKMAN Plus2新津店」は、最寄りの「ワークマン」や「WORKMAN Plus店」と11㎞以上の距離があり、④に該当するため、「WORKMAN Plus2店」にする。なお現在、県下で「WORKMAN Plus2」の全国2号店の出店の交渉を進めているという。


「WORKMAN Plus2新津店」は、ニトリ、ケーズデンキ、ダイレックス、ウオロク、ホームセンタームサシ、ユニクロ、ABCマートが入っているショッピングセンター内の買い回り立地にある。「#ワークマン女子店」と同様に、「Plus2店」はショッピングセンターや隣接商業施設の集客力で売上げが変わる。自社の集客に加えて、新津店では男性客はホームセンター、女性客は食品スーパーとドラッグストアから顧客流入が期待でき、ベーシック衣料のユニクロと機能性ウェアに特化した同社とは価格帯も違うため、補完し合って相互送客が可能、としている。


また同社は、売上げの65%を占める全PB品について、2023年2月までの「価格据え置き宣言」を出したため、今期の秋冬PB商戦は絶好調だった。他社が値上げに走る中、同社はさらに2023年8月までPB製品の96%の価格を据え置くことから、「WORKMAN Plus2新津店」では価格競争力が顕著になり、ダントツのコスパのためPB製品は「売れて当たりまえ」と考えており、売上げについては県下で最上位の2億7000万円を見込む。


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