「プレミアータ」から再生素材を使った初のサステナブルなモデル

ウエニ貿易が日本総代理店として展開するイタリアのシューズブランド「PREMIATA(プレミアータ)」が、ブランド初となるサステナブルなモデル、JOHN LOW(ジョン ロー)を4月9日(金)から発売した。
1985年にイタリア・マルケ州で創業したプレミアータは、「サステナブルの発展には、原材料の適切かつ合理的な使用と、環境のためにできるだけ廃棄物を少なくするということが不可欠」と考えている。本国イタリアでは2020年秋冬から販売しているジョン・ローは、イタリアの特許を持つ再生素材を最大で80%使用しているサステナブルなモデルに仕上げた。
アッパーに使っているevoloの高品質なスエードは、環境に優しいと認定され、特許を取得したプロセスを備え、トスカーナの鞣し業界においてビューローベリタスの証明書を取得している唯一の会社であるSCIARADA(シャラーダ)社の工場で製造されている。
またインナーには、生分解性のヤギ革を採用。害になる残留物のない有機材料で鞣され非常に少ない水の消費量で製造されている。アッパーは、産業廃棄物や漁網、カーペットの一部といった廃棄物で生成されたLIMONTA(リモンタ)社のナイロンとECONYLの糸を使用。ソールは、加工バリの回収から得られた50%の再生ゴムで製造され、残りの50%は天然ゴム製。シューズボックスは、イタリア国内で認定されたリサイクル段ボールでつくられている。
メンズ4色、ウイメンズ7色を用意し、価格は4万4000円(税込)。販売は直営店のPREMIATA GINZAとオフィシャルオンラインショップで行っている。
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