パリのブロンニャール宮殿前に掲げられたレブロン・ジェームズ、アレクシア・プテラス、ベベ・ヴィオ、キリアン・エムバペ、シャカリ・リチャードソン、ビクター・ウェンバンヤマの6人の巨大な像
ナイキは、ブランドを象徴するイノベーションであるナイキ エアや世界トップクラスの多くのアスリートとともに、創造力、独創性、大胆な探求心、情熱などを掛け合わせ、この夏に行われるスポーツの祭典に向けたイベント「Nike On Air」をパリのブロンニャール宮殿で開催した。
Nike On Airでは、ナイキ アスリートたちがこの夏に着用するフットウェアとアパレルを披露すると同時に、開発の舞台裏やテクノロジーについて広く伝えた。4月3日から、ブロンニャール宮殿の外には、ナイキ アスリートのレブロン・ジェームズ、アレクシア・プテラス、ベベ・ヴィオ、キリアン・エムバペ、シャカリ・リチャードソン、ビクター・ウェンバンヤマの6人の巨大な像が公開された。
ナイキを象徴するオレンジ色に輝くこの像は、AR(拡張現実)対応となっており、ゲストだけでなく多くのパリ市民も見ることができる。宙に飛び上がるような像の高さは8~11m程で、足元のARのインターフェイスから、そのアスリートたちがプレーする様子やエアが搭載されたシューズが見られるようになっている。
スポーツ業界をリードするナイキのイノベーションイベント会場では、ナイキ エアの系譜やカルチャー、豊かな歴史、刷新を含む未来への壮大な可能性を、聴覚や視覚、感情に訴えながら展示され、ランニング、バスケットボール、サッカー、スケートボード、ブレイクダンス、ライフスタイルにおけるナイキ プロダクトのイノベーションを紹介したギャラリーが設置された。
また、2024年の代表ユニフォームも初公開された。ナイキは、団体および個人競技を含む100以上の連盟と提携し、大会に出場する何百人ものアスリートたちをサポートする。さらに、革新的なヴェイパーマックスシリーズや、アルファフライのスピードを提供するスーパーシューズ(これまでのランニングの常識を打ち破った厚底シューズ)発表以来の、ナイキ エアの新境地となる、新しいペガサス プレミアムに搭載される立体的なエア ズーム ユニットなど、今後登場するエア プロダクトも紹介された。
イベントでは、エア イマージョン(没入)ルームでの展示に加えて、Nike On Airのパフォーマンスも披露された。世界中から集まった40人のエリートアスリートが新しいチーム キットを紹介した後、アスリートの自己表現とスポーツへの情熱を表現した印象的なスタイルで登場し、ナイキの未来がアスリートとともに作られていくことを感じさせた。
ショーのフィナーレでは、A.I.R.(Athlete Imagined Revolution)と名付けられたプロジェクトを通じて、ナイキのイノベーションチームがAIを大胆に駆使して3Dプリントで形にした13人のアスリートのエアの未来に向けたビジョンを伝えるフットウェア コレクションが紹介された。
ナイキのコンシューマー プロダクト& ブランド プレジデントのハイディ・オニール氏は次のように話している。「これらの画期的なナイキ エアのデザインは、トップアスリートのニーズに合わせて共同制作されたもので、パフォーマンスフットウェアの未来を表現したもの。私たちのすべての行動はアスリートを中心に据えており、リスクをもろともせずアスリートのために限界を押し広げていく。そしてこの夏、アスリートたちがロード、コート、ピッチ、トラックで着用するナイキ エアのプロダクトは、強力なエネルギーリターンを生み出す。ナイキ イノベーションのサイクルは今後もまだ続くもので、パリでの発表はほんの序章に過ぎない」