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2024年12月11日

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興和、“未病”をコンセプトに足本来の力を引き出すシューズ「Chi ni Ashi(チニアシ)」を展開

「SPORTEC2022」でのチニアシのブース

「バンテリン」等で知られる興和(愛知県名古屋市)は、生活関連事業として自社ブランドのシューズを販売している。同社は、1年前に女性向けの「Chi ni Ashi(チニアシ)」を立ち上げ、同社のECサイトであるKOWA(コーワ)ハピネスダイレクト(https://www.happiness-direct.com/)で販売している。


「チニアシ」がコンセプトとしているのが“未病”。これは、今は健康だと思っているが、今後に不安がある状況のことを言う。足まわりで言えば、外反母趾を始め、足の筋肉が衰えることで、足本来の動きができなくなる不安がある。


「チニアシ」は、つま先から踵までをフラットにして前足部は足指を開放できるラスト設計により、このタオルギャザー運動のように足指で地面をつかめ、歩きながら筋力トレーニングができる。足指の中心で真っすぐに地面を蹴り出せる“チニアシソール”は、意匠登録出願中。


また、「チニアシ」に挿入されているBMZ社のインソールは、立方骨をサポートして足裏のアーチを支え、シューズの性能を引き出して効果的な筋力トレーニングを行うことができる。


アイテムは、ニットシューズの「RKB-001」(税込1万6500円)とレザーレースアップシューズの「RKB-002」、レザージップアップシューズの「RKB-003」(ともに税込1万9800円)の3型があり、サイズは22.5~24.5㎝。各2~4色展開。ニットアッパーには、ブラック1色のメンズ「RKG-101」(25.0~27.0㎝、税込1万6500円)も加えている。


過去にはフィットネスジムでポップアップストアを展開し、健康に対する意識の高いミドル・シニア層から興味をもたれたという実績もあり、8月16日(火)~31日(水)には、福岡県福岡市の六本松蔦屋書店でポップアップストアを展開中。今後も各地で期間限定店を展開していく予定で、将来的にはブランドショップの開設を目指すとともに、コンセプトである“未病”をベースに、接骨院や病院などに置いてもらうことも考えている。同社では、「買い物などのちょっとした外出が筋肉トレーニングになるチニアシで、健康な足づくりに貢献したい」としている。


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