上段:リニューアルオープンしたヒマラヤ本館の店内、下段:㊧売り場が3倍拡大したバスケットボール、バレーボールコーナー。㊨2階のトレッキングコーナー
ヒマラヤは、11月25日に「ヒマラヤ本館」(岐阜県岐阜市江添)を体験型設備や機能を強化しリニューアルオープンした。
ヒマラヤ本館は、ヒマラヤ最大の売り場面積を持つ旗艦店として1991年にオープン。今回、キャンプ用品を中心としたアウトドア用品を隣接する新店舗へ切り出すことより、野球、サッカーなどのスポーツ用品、スキー、スノーボードなどウインタースポーツ用品などの売り場を拡大した。
1階は、ランニング、ウォーキング、陸上競技、サッカー、フットサル、ラグビー、バスケットボール、バレーボール、ハンドボール、テニス、バドミントン、卓球、野球、ソフトボール、グランドゴルフ、ドッジボール、スポーツウェア、トレーニング用品、サプリメント、スポーツアクセサリーの各コーナーを設置。
ランニング、ウォーキングコーナーには、ランニングシューズが500品番4000点以上、普段履き用のデイリーユースやファンランナー含むエントリー層、本格的なエリート層まで対応できるラインアップを用意。体験型のランニングコーナーとして売り場の中に「mini高橋尚子ロード」を設置。気になるシューズで試走することができる。
また、シューズだけでなくアパレルも揃う国内初の「HOKAONEONE(ホカオネオネ)」コーナーを展開。直営店でしか目にすることができなかったアイテムが並ぶ。
さらに自分のサイズを知り、足に合ったシューズを選ぶことができるよう、高精度の光学3D計測機INFOOT2を導入。正確な骨の位置の測定、形・力の入り具合など、最大37の項目を片足あたり約2秒で計測する。数値のみならず顧客の要望をヒヤリングしながら、経験豊かなスタッフがシューズ選びをサポートする。
スタジアムをイメージした体験型サッカーコーナーは、競技用の人工芝を用意し実際のプレー環境を再現。新設されたブランドごとのシューズコーナーは、スパイク・トレーニングシューズはエントリーモデルからトップレンジモデルまで240品番2000点以上、ジュニアモデルも150品番1200点以上と豊富な品揃えになっている。また、ミズノ モレリアステーションでは限定品ラインアップに加え、実際にボールを蹴ることができる試履サンプルも豊富に用意。
さらに、アディダス フットボールの世界を体験できるプレミアムなシューズスペース「アディダス フットボールコーナー」を新設。デジタルスクリーンを通じた商品のテクノロジーやクリエイティブの紹介、シューズを履いて試すことができるイベントなどを通じてここでしか経験できないアディダス フットボールの世界を体験することができる。
サッカーコーナーにはサッカー専用のサービスカウンターを用意。シューズストレッチャーでの天然皮革スパイクの加工、サッカーボールへのプリント、チームユニフォームの相談など様々な要望に応える。また、新たに設置した3Dスキャナ「BMZフットクチュール」システムは30秒程度で足型の計測・診断が可能。タイプや悩みに応じた最適なシューズやインソールを提案する。
バスケットボール、バレーボールコーナーは売り場面積が約3倍に拡大。バスケットボールはアシックス、ナイキ、アンダーアーマーなどのブランドシューズコーナーを新設、品番1100点以上、エントリーモデルから各社のトップレンジ商品まで用意した。ジョーダンなどシグネチャーモデルも豊富に取り揃え、アシックスは限定モデル含むフルラインアップ。バレーボールシューズは60品番700点以上。アシックス、ミズノのブランドシューズが壁面に陳列する。
2階は、スキー、スノーボード、トレッキング、スイム、フィットネス、アクションスポーツの各コーナーを設置。
トレッキングコーナーには、今回のリニューアルでシューズは120品番1300点以上、ザックは150品番500点以上となり、取扱いブランドと種類が大幅に増加した。シューズは、ハイキングから富士登山、無雪期アルプスまでさまざまな登山スタイルに合わせた提案が可能なラインアップを用意している。