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2024年05月14日

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ドゥオモ商事が展開する「オロビアンコ」のサンダル人気がドレスシューズ等の他のアイテムに波及

オロビアンコ。上段右端が厚底のサンダル

ドゥオモ商事(東京都台東区)が、日本市場における独占輸入販売権およびマスターライセンス権をもつ伊藤忠商事とライセンス契約を結んで展開している、バッグで有名なイタリア発のファッションブランド「OROBIANCO(オロビアンコ)」シューズのなかで、メンズサンダルが人気を集めている。


イタリアを始めとした海外からの輸入製品をメインに扱うドゥオモ商事は、コロナ禍で商品の入荷が滞るなか、日本製のサンダルを開発したところ、初年度の2020年から当初見込みを上回る足数を消化し、翌2021年には前年比150%、2022年も同125%と足数を伸ばした。2023年はサンダルのトレンドがスポーツ系などに移行するなかでも2021年並みの足数を確保し、「値上げをしたものの、売上げは落ちていない」という。今シーズンは、親指リングタイプが人気だった。


3年前に100足限定でデビューさせ即完売状態となった厚底サンダルは、次年度からレギュラー商品化して人気を集めている。これらは、実店舗をメインに提案しているが、「履き心地が良い」と評判で、これが2万円上代の日本製のドレスシューズや2万円から2万5000円のインポートのドレスシューズなど、他のアイテムにも広がりつつある。


また、2011年からスタートした自社オリジナルブランドの「SHOEISM(シューイズム)」は、アメリカントラッドおよびブリティッシュトラッドのメンズレザーシューズを、靴専門店向けにフォロー対応も充実させて提案している。


とくにグッドイヤーウェルトをメインに、ノルウェイジャンやマッケイといった縫い靴ながら、ベトナム生産とすることでグッドイヤーウェルトで2万5000円、ノルウェイジャンで2万8000円などと、コストパフォーマンスが高いことから徐々に認知度を上げてきている。※価格はいずれも税前価格。

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