マムート・スポーツグループジャパンは11月18日、日本最大の西日本フラッグシップストアとなる京都初の直営店「マムート 京都」をオープンした。

同店はコンセプトとして「MAMMUT MEETS KYOTO」を掲げ、店内には京都のハイキングルート「京都一周トレイル」が、一目でわかる3D造形を設置。アウトドアエリアとしての京都が一望できる。この3D造形は、京都の主要な観光地に加えて、京都一周トレイルの5つのルートを辿ることができる展示になっており、その右にあるマムートの「The Beginning」には、マムート創業の写真が掲示されている。同エリアは、京都の主要なハイキングコースが一目で分かる、アウトドアに出たい気持ちが高まるエリアになっている。

京都のアウトドアの魅力を発信する2つ目のエリアが、ブランド体験スペース「ヒュッテ（Hutte）1862」。ここには、京都のハイキング名所である愛宕山の造形を設置。マムートスタッフが愛宕山や京都周辺のハイキングや登山コースを説明する。ヒュッテの天井は、マッターホルンの造形物となる。また、実際の登山に必要な道具をバックパックにパッキングできる体験やプロダクトケアの方法、マムートのCSRに関する情報などを提供する。

オープンに先駆けて16日に行われた先行内覧会では、ストア体験に加え、登山YouTuberのかほさん、マムートアスリートで山岳ガイドの笹倉さんが登場し、京都トレイルや愛宕山など京都の山の楽しみ方に関するトークが繰り広げられた。また、同社の福田太一社長も登壇し、同ストアのキー・コンセプトである、MAMMUT MEETS KYOTO」を掲げ、山に囲まれた京都のアウトドアエリアとしての魅力を伝えていく決意を述べた。

マムートグローバルCEOのハイコ・シャファーは「マムートにとって、京都への出店は特別な意味のあること。1つは、京都が歴史的な意義の深い街であるだけでなく、我々は、山に囲まれた京都がアジアを代表するハイキングシティだと考えているから。第2に、アウトドアブランドの中でも最も長い歴史を持つと言われるマムートにとって、京都の伝統とその継続的なイノベーションの歴史は、大いに尊敬する対象であったから。マムート京都はMAMMUT MEETS KYOTOをコンセプトに、京都のハイキングシティとしての魅力を伝え、またマムートと京都の伝統が相互に、さらには他の皆さまもインスパイアする拠点として機能していくよう頑張る」とコメントしている。

■「マムート京都」＝京都府京都市中京区笋町688 第15長谷ビル1F▽電話番号＝075-708-2511▽営業時間＝11～20時▽定休日＝不定休