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2024年06月28日

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ゴールドウイン、衣服のリサイクル活動による2023年度の回収実績は約14㌧に――杉の木7412本が1年間に吸収する二酸化炭素量に相当



ゴールドウインは、事業を通じた環境保全の取り組みとして、衣服のリサイクル活動「GREEN CYCLE(グリーンサイクル)」を実施しており、2023年度(2023年4月~2024年3月)は、この活動により1万3799.5㎏(約14.0t)の衣服を回収した。これは、 二酸化炭素の発生量に換算すると10万3772.2㎏となり、杉の木7412本が1年間に吸収する二酸化炭素量に相当する。


6月は、「世界環境デー」(6月5日)をきっかけに世界各国で環境保全の重要性を認識し、行動の契機になる様々な取り組みを行う環境月間にあたる。同社では自社ブランド、他社ブランドを問わず衣服を回収し、新たな製品の原料にリサイクルする取り組みを、2009年から実施している。


2023年度は、全国の同社直営店166店舗(2024年3月末時点)と、同社が特別協賛する富山マラソンで衣服のリサイクルに対する関心を持ってもらう目的で行った「富山マラソンTシャツリサイクルプロジェクト」、また同社がオフィシャルサプライヤーを務めるJリーグのカターレ富山との取り組み「GREEN PROJECT(グリーンプロジェクト)」の一環として、ホームゲーム会場で年間9回の衣服の回収を実施した。全体の回収重量のうち539.0㎏は「富山マラソン Tシャツリサイクルプロジェクト」、1万1040.1㎏は「カターレ富山 GREEN PROJECT」で回収された。


なお、回収した衣服のうちポリエステルやナイロン製のものは、高純度の原料に戻すケミカルリサイクルを行い、ダウンウェアは新たなダウン製品の原料とする。


これらを含め、同社は目標とする二酸化炭素排出量の削減や、2030年までに環境負荷低減素材を使用した製品比率を90%に引き上げる方針のもと、循環型社会の実現に向けた活動を行っている。


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