
㊧福岡天神店 イメージ、㊥rrrrrrrrr x Öffen コラボレーションシューズ、㊨オッフェンオリジナルボトルと網エコたわし
Normsが展開するサステナブルシューズブランド「Öffen(オッフェン)」は、九州エリア初となる直営店「Öffen 福岡天神店」を4月24日、福岡市中央区天神の大型複合ビル「ONE FUKUOKA BLDG.」内にオープンする。
同店は、福岡の息吹を感じる内装や関わりにこだわりつくりあげた。環境に配慮した店舗づくりを実現するため、鳥羽の企業「REMARE」と取り組み、廃棄プラスチック容器と、オッフェンの片足サンプルといった製品製造までの過程で発生する廃棄靴を混ぜて建材を製作。今回はレジカウンターなどの店舗什器を製作した。
また、自然の恵みを感じる店内に、という思いから、福岡・糸島の牡蠣屋「かきのますだ」から、「美味しくいただいた後に出る牡蠣の殻」を活用し、福岡産素材を使ったアップサイクル什器として店内に採用している。今回は店内什器の脚元と壁面の左官材料として起用。廃棄される素材に新たな価値を生み出し、環境に配慮した素材を用いて、店舗空間をエシカルな素材で構築することを実現している。
商品面では、九州(福岡、佐賀)を拠点とし人や環境に配慮されたプロダクトづくりを行っているブランド「rrrrrrrrr(ナインアール)」とのコラボレーション商品を同店限定で販売。これは、本来捨てられるはずだったパターンを抜いた後の端材を提供してもらい、アップサイクルすることで、新たな価値が生まれる魅力的なアイテムを提案するオッフェンのRE BORN プロジェクトの一環となる。甲部分のリボンデザインが特徴的な3タイプ(税込価格2万900円~2万2000円)を用意した。
さらに、店内にはオッフェンのシューズのみならず、地元のエシカルな洗剤ブランド「伊都の国洗剤 hinata」も用意。福岡県糸島の山々で採れたスギとヒノキの精油を配合しており、防腐剤不使用のため、赤ちゃんから大人まで安心して使える。オッフェンのシューズを手洗いする際にも使用可能。必要な分だけ洗剤を購入できる量り売りを導入し、無駄を省きながら環境負荷の軽減を目指していく。容量100mlのオッフェンボトル(税込価格820円)のほか、洗剤は1mlあたり5.8円(税込)で10mlから50ml単位で販売する。
また、長崎県雲仙市にある水産会社、天洋丸の「網エコたわし」も販売。同社は中型まき網漁業によるカタクチイワシの漁獲や、サバやサーモンの養殖、水産加工品の製造・販売を行っており、規格外の煮干しを養殖サバの餌や肥料に活用したり、使い古しの漁網をたわしにアップサイクルして環境問題にも着目した取り組みも実施。今回取り扱う網エコたわしは、環境に優しいだけでなく、優れた洗浄力を備えており、オッフェンのシューズを手洗いする際にも使用できる。価格は440円(税込)。
同店のオープンに際し、記念イベントを4月24〜27日に開催する。Öffen会員登録者限定で、全品10%オフで買い物ができるほか、期間中シューズを購入した人にオッフェンオリジナルボトル 靴用洗剤(15ml)を先着でプレゼントする。