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2024年04月12日

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アディダス ジャパン、女性ランナーの「ランニング中の安全」に関する意識啓発とアライシップ(支援)の取り組みを開始――日本では4月から女性ランナーの悩みにフォーカスしたランニングセッション実施



アディダス ジャパンは、2023年春の新ブランドキャンペーンで掲げる“「走りたい」だけ、あればいい。~Running needs nothing,but you~”というメッセージのもと、世界中の多くの女性ランナーがランニング時に直面している“安全への懸念”に関する意識啓発に向けた取り組みを開始する。


この取り組みの一環として、アディダスは世界9カ国で行った「ランニング中の安全」に関する最新の調査結果と、変化に向けた意識啓発とアライシップ(支援)を呼びかけるフィルム「The Ridiculous Run」を発表。また、女性や少女に対する暴力の抑止に取り組む非営利団体「White Ribbon」とのパートナーシップや、アディダスのグローバルランニングコミュニティ「adidas Runners」による継続的なイニシアチブ「With Women We Run」などの活動を通じて、ランニング文化を変革し、より安全でインクルーシブなスポーツ環境の実現を目指す。


アディダスは、「ランニング中の安全」に関して、日本を含む世界9カ国で合計9000 人のランナーにアンケート調査を実施した。その結果、調査に回答した女性ランナーの92%が、ランニング中の自分の安全について懸念を感じていることが判明。そして、女性ランナーの 69%が、不安解消のためにゆったりしたウェアを着たり、自分を守ってくれそうな誰かと一緒にランニングするなど、安全に走るために具体的な予防策を講じていると回答。女性ランナーが直面している課題が浮き彫りとなった。


また、ランニング中に身体的な危害を受けることを恐れているランナーは男性の28%対し、女性では51%に上った。身体や言葉でのハラスメントを実際に経験したことがある女性ランナーは38%で、そうした女性ランナーのうち半数以上が望まない注視(56%)、性差別発言または望まない性的注視(55%)、クラクションによる囃し立て(53%)、つきまとい(50%)を受けたことがあると回答した。さらに、ハラスメント被害の結果、ランニングへの関心を失った男性ランナーは33%であったのに対し、女性ランナーは46%に上った。


日本では、「安全に走るために具体的な予防策を講じている」と回答した女性ランナーは63%に対し、男性ランナーは43%にとどまった。不安を感じる理由として一番多く挙げられた回答は、暗い場所(56%)、身体的なハラスメント(24%)、言葉でのハラスメント(15%)となった。


アディダスでは、女性が安心して走ることができるようになるには、考え方だけではなく、行動変革も必要であるということが調査結果から分かった、としており、実際に男性の62%が問題を認識している一方で、その問題に対する責任が男性にあると考えている男性は18%にとどまっている。


「The Ridiculous Run」(https://adidas.com/withwomenwerun)のフィルムは、ランニングのたびに女性が直面している現実について、すべての人が認識を深め、アライシップについて学ぶきっかけとなるように制作された。イヤフォンの片耳着用から、ゆったりしたウェア選び、全力で守ってくれるチームのランナーやバイカー、車のエスコートに至るまで、ここまでしなければ女性が安心してランニングできる環境が作れないという「おかしな(Ridiculous)」現実を描き出すことで、この環境を変えていくためのサポートを呼びかける。


アディダスは、スポーツの平等を推進するため、いままでスポーツへのアクセスが難しかった人たちが参加できる可能性、公平性、安全性を提供することで、よりインクルーシブなスポーツの実現を目指している。今回の調査およびフィルム「The Ridiculous Run」は、女性に対する暴力の抑止を目指し、男性の意識啓発活動に取り組んでいる非営利団体「White Ribbon」とのパートナーシップに基づき実施された。この「White Ribbon」とのパートナーシップのもと、アディダスはランニング中の女性のハラスメントと安全性に関する男性の意識啓発を目的とした「アライシップ・プレイブック」を2022年に共同開発し、6カ国語で提供している。


また並行してアディダスは、現在49カ国で展開するグローバルランニングコミュニティ「adidas Runners」における長期的なイニシアチブ「With Women We Run」を継続しており、今後も女性に対する嫌がらせや暴力を終わらせ、より安全でインクルーシブなランニング文化づくりに貢献する取り組みを続けていく。


日本では、4月からランニング中の安全を始めとした女性ランナーが感じる様々な障壁や悩みにフォーカスしたランニングセッション「With Women We Run」を、「ADIDAS RUNNERS TOKYO」で実施する。


アディダス ウィメン グローバルコミュニケーションズ ディレクターのシーナ・ノイブラント氏は「スポーツは平等であるべきであり、その実現には安全性が不可欠だと考えている。私たちのコミュニティと調査結果から、女性とランニングに関して最も議論の的になるトピックは安全性であることが分かった。そして残念ながら、今もなお女性の安全は自己責任であると考えられている。この問題への取り組みは、いわば短距離走ではなくマラソンであり、私たちのキャンペーンは一夜にして解決を見ることはない。それでも、より多くの男性にアライ(支援者)としての役割を自覚するよう促すことができれば、私たちは進歩を、うまくいけば変革を作り出せると信じている」とコメントしている。


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