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2024年05月03日

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ムーンスター、筆頭株主が「ミキハウス」を展開する三起商行に――子ども靴の安定供給と新たな協業体制も視野に

ムーンスターの井田祥一社長㊧と三起商行の木村皓一社長㊨

ベビー・子ども用の服・靴を中心としたブランド「MIKI HOUSE(ミキハウス)」を展開する三起商行(大阪府八尾市、木村皓一社長)は、11月20日付でアント・キャピタル・パートナーズが運営するアント・カタライザー4号投資事業有限責任組合が保有していたムーンスターの普通株式の全株式を買い受け、同社の23.98%を保有する筆頭株主となった。


三起商行は、1971(昭和46)年の創業以来、子どものことを第一に考えた高品質なものづくりを継続し、日本発のブランドとして世界に向けて展開している。とくにベビーシューズ、キッズシューズについては、長年にわたりムーンスターの協力のもと研究を続け、多くのユーザーから支持されている。


一方、ムーンスターは1873(明治6)年の座敷たび製造による創業から、靴を通して快適な人生をサポートすることを目指し、今年10月20日で150周年を迎えた。


ムーンスターは、「ミキハウス」の子ども靴の約半分の製造を、国産の加硫商品と海外品で担っており、今後両社は一層の安定的な生産体制を構え、新たな協業の展開も視野に入れて協力体制を強化していく、としている。


三起商行は、ベビー、子ども服および子どもを取り巻く関連商品の企画・製造・販売、および出版・教育・子育て支援などの文化事業を行っている。資本金20億3000万円、2023年2月期の売上高は175億円だった。


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