
小学生女子の「ファッションに関するアンケート」(西松屋チェーン調べ)
西松屋チェーン(兵庫県姫路市、大村浩一代表、以下西松屋)は、子どもの成長に長く寄り添うため、小学校中高学年向けの「スクールサイズ(140~160㎝)衣料」の拡充を進めている。トップス・ボトムス・ワンピース・スーツなどのウェアや、肌着、パジャマなど、動きやすいカジュアル服からおしゃれなフォーマル服まで多彩なラインアップを提供。シューズや帽子、バッグなどの小物も取り揃え、公式YouTubeなどでもスクール世代のトータルファッションを提案している。
2024年1月には「着ることで見つける、私の個性」をテーマとして、コアとなる小学生女子(3年生~6年生)に、保護者を介したファッション意識調査を実施した。
それによると「自分が着る私服は誰が選ぶことが多いか」についての質問に、6割以上(61.2%)が「自分で選ぶ」と回答。中高学年別に見ると「自分で選ぶ」と答えた子は中学年で54.5%、高学年で67.6%となり、小学校3~6年生がファッション面でも “自立への過渡期”であることがうかがえる結果になったという。
「私服をお店で選ぶとき、誰の意見を参考にするか」の質問では、6割以上(62.1%)が「お母さん」と回答。一方で「自分で選ぶ」という意見も4割近くあることがわかった。
「憧れの服を着ている人として、あてはまるもの全てを教えてください」という質問に対しては、著名人を抑えて「友人など知り合い」が僅差で1位という結果になった。インフルエンサーやモデルのファッションも気になるが、一番は「おしゃれな友人・知人」という今どき小学生女子の心理が明らかになった。
「服を選ぶ際、ブランド名を気にしますか」の質問には「全く気にしない」が29.6%、「あまり気にしない」が47.6%で、合わせて8割近く(77.2%)の小学生女子が「ブランド名は気にしない」と回答。「気にしない」と回答した子どもにその理由を聞いたところ、ブランドに興味がない、分からないという声とともに、「自分が気に入っていればよいから」、「自分がかわいいと思ったものを着たいから」といった自分の感性を重視する声が多数集まり、“自分がかわいいと思えば、ブランドは気にしない”という純粋なファッション感覚が浮き彫りとなった。
【調査概要】
調査方法:インターネット調査
調査時期:2024年1月
調査対象:全国の小学校3年生~6年生女子200人(各学年50人)
※保護者を介したアンケート調査