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2021年10月28日

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【アキレス】シューズ&バッグの展開でユニバーサルデザインの訴求に努める「フォートゥースリーデザインズ」



快適でフダン使いしやすいバックパックの販売をスタート


アキレス独自のユニバーサルデザイン基準から生まれた「■●▲Designs(フォートゥースリーデザインズ)」が、シューズからバッグへと商品構成の幅を広げ、“すべての人に快適で心地よい”というブランドコンセプトの認知度を高める活動を加速させている。


「フォートゥースリーデザインズ」は、四つん這いの赤ちゃん(=■:four)から(=●:to)、杖をついた三点歩行のお年寄り(=▲:three)まで、すべての人に最適な靴づくりを目指すことから生まれ、以下のガイドラインを設定している。


①履きながら・歩きながら快適であること
②簡単・ラクに脱ぎ履きできること
③安全性に配慮していること
④健康のために工夫していること
⑤もちろん品質・素材にこだわっていること


2012年に上市し、アキレスの主力ブランドのひとつである「アキレス・ソルボ」のサブブランドとして2013年に再発売された「フォートゥースリーデザインズ」は、「すべての人に快適で心地よい新しいスタイルの“フダン靴”を」のコンセプトのもと、多くのファンに支えられてきた。その「フォートゥースリーデザインズ」からこのほど、総合鞄メーカーのエース(株)と共同開発したバックパックが、シューズ以外のアイテムとして初めて商品化された。すでに4月上旬から全国の百貨店や靴専門店、アキレス・ソルボショップ、有名ECサイト、アキレスウェブショップでの本格発売がスタートしており、反応も上々だ。

CUB0010 税込1万4300円(1万3000円+税)/「フォートゥースリーデザインズ」から初登場した2WAY仕様バックパック。㊧グレー、㊨黒

「フォートゥースリーデザインズ」の企画開発を担当するアキレス シューズ事業部企画開発一課の遠藤京香さんは、「売り場や愛用者のお客様から『フォートゥースリーデザインズ』のように快適で“フダン”使いできる靴以外の商品も欲しい、という声をいただき、靴と親和性の高いバッグをつくろうと考えました」と、バックパック開発の経緯について語る。


試行錯誤を繰り返し、最終的にブランドの世界観を表現しやすいバックパックを商品化することを決め、素材選定やサイズ感はもちろんのこと、「フォートゥースリーデザインズ」のユニバーサルデザイン基準をどのように商品に落とし込むか、という課題に取り組んだ。


ポイントになったのは、メインの素材に軽く柔らかいストレッチ素材(ネオプレーン+ポリエステル)を採用し、体に馴染むやさしい使い心地を実現したこと。さらに、ファスナーの引き手に指を掛けやすいリング型を採用し開け閉めを容易にしたほか、バッグの内部は明るい色使いにして財布やスマホなどの中身が探しやすく、リフレクター(反射材)テープ付きで暗い場所でも見えやすい。

「フォートゥースリーデザインズ」の企画開発を担当しているアキレス シューズ事業部企画開発一課の遠藤京香さん

これらは、すべて「フォートゥースリーデザインズ」のシューズに採用しているユニバーサルデザインを基準にした機能で、シューズに設計したリング型のプルストラップ(サポートリング)は簡単な脱ぎ履きを助け、インソールの明るい色の採用は小石などが入ったときに見つけやすい。リフレクターは夜間の視認性を確保するために採用されている。


また、バックパックのショルダーベルトは柔らかい素材(ストレッチ+メッシュ)の採用で肩にくい込みにくく、収納すればトートバッグとしても使えるという2WAY仕様にしている。遠藤さんは「使い手に寄り添ったストレスフリーなつくりで、『フォートゥースリーデザインズ』らしい、すべての人に使いやすいこだわりを詰め込みました」と話す。


サイズはW290㎜、H350㎜、D90㎜(ポケットを含まない本体外寸)で、価格は1万4300円(税込)。グレーと黒の2色展開で、重量は約630g。


シューズは季節を問わずに履ける年間定番になるスニーカーを新提案


シューズについては、2021年春夏向けでCUD0700とCUD0710の2品番4色を新たに開発した。現行の主力品番であるCUD0610、CUD0620がサンダルタイプのため、新定番に位置付ける年間履けるスニーカータイプを開発した。


CUD0700は、ゴム仕様の面ファスナー付バンドと靴べらの役割も果たすEVAカウンターにより、スリッポンのように履けるイージーステップインモデル。アクアとエタンの2色展開。CUD0710は、全体的に柔らかい素材を使用し、履き口2カ所にリング状のサポートリングを採用することで片手でも簡単に履ける。ブラックとホワイトの2色展開。2モデルともトウキャップ付きで、つま先の安全性も確保している。

CUD0700 税込1万780円(9800円+税)/面ファスナー付バンドとEVAのカウンターで脱ぎ履きしやすい。2021年春夏新製品。㊧エタン、㊨アクア


CUD0710 税込1万780円(9800円+税)/アッパー全体に柔らかい素材を使用。履き口に設計した2つのサポートリングに指を引っ掛けることで簡単に履くことができる。2021年春夏新製品。㊧ブラック、㊨ホワイト


(左写真)㊧CUD0700のEVAカウンターは、適度な硬さがあるので靴べらの役割を果たし、足入れしやすい。㊨CUD0710は履き口2カ所にリング状のサポートリングが付いているので簡単に履ける。(右写真)表面に小さな突起を設計した立体形状のPU製カップインソールの踵部にはソルボセインを搭載(青色部分)、衝撃を吸収し、圧力を分散する

いずれもwithコロナ時代のワンマイルシューズの需要拡大に対応する、着脱性と履きやすさを併せ持つアイテムに仕上げている。また、立体形状のPU製カップインソールの表面には、小さな突起を配して足裏をやさしく刺激、踵部に搭載したソルボセインで衝撃を吸収、圧力を分散する。


遠藤さんは「2021年春夏シーズンは、シューズ2型とバックパック1型を加えましたが、今後も引き続き『フォートゥースリーデザインズ』のユニバーサルデザイン基準のコンセプトに則り、年代に左右されないエイジレスなブランドとして認知してもらえるような商品を開発していきます」と話している。

㊧CUD0590、㊥㊨CUD0610 すべて税込1万780円(9800円+税)/CUD0590は面ファスナー付バンド仕様のブラック、CUD0610はカジュアルなサンダルタイプのブラックとネービー。すべてサポートリング付


CUD0620 税込1万780円(9800円+税)/アッパーをクロスデザインにした定番のサンダルタイプ。サポートリング付。㊧ブラック、㊥カシス、㊨2021年春夏新色のアクア

ユニバーサルデザインとは、年齢や障害の有無などにかかわらず、すべての人が使いやすい製品、建物、空間などのことを指す。1980年代に提唱され、現代のSDGsにつながる考え方として、今後さらに注目度を高めていきそうだ。



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