前列AFC001、後列㊧AFC003、後列㊨AFC002
アサヒシューズは、国立大学法人佐賀大学(佐賀県佐賀市、兒玉浩明学長)と共同開発した新機能を搭載した新ブランド「アサヒフットケア」シューズを、全国の小売店や通販で販売を開始した。
「アサヒフットケア」シューズは、社会的な課題の大きい糖尿病と足病変のリスクに焦点をあて、より足の負担を軽減し、足を清潔に保って、かつ快適な歩行をサポートする、という新たなコンフォートシューズの開発を目標に、佐賀大学(医学部附属病院形成外科診療教授上村哲司氏)と共同研究し、開発したもの。
開発時に行った検証については、「第1回日本フットケア・足病医学会年次学術集会(2020年12月4~5日、横浜)で、佐賀大学と共同で「産学連携から生まれた次世代のフットケアシューズの開発」と題し、発表している。
アサヒシューズでは、学会での評価や要望などを踏まえ、生産体制や品質の確立をはかるとともに、新たな市場開拓を推進し、このほど百貨店、靴専門店、量販店、通販、介護用品店、フットケアサロン、および同社直営店など、約300店舗をベースに販売をスタートした。
「アサヒフットケア」シューズの開発コンセプトは、①【産学医の共同開発】=佐賀大学(医学部・附属病院)×アサヒシューズ、②【足を守る、ケアするシューズの開発】=靴内の縫い目や段差の少ないシームレス構造、歩行時の足底圧低減、正常歩行のサポート、衛生的(制菌加工・丸洗い可能)なシューズ、③【コモディティ&リーズナブルプライス】=汎用性のあるスポーツカジュアルタイプで多くの人が購入しやすい価格設定。商品構成はAFC001、AFC002、AFC003の3デザインで、価格はすべて8800円(税込)。