ジーフット2023年2月期、損失額減少も最終赤字に――不採算店舗整理と在庫処分にめどつき今期から成長戦略へ
ジーフットの2023年2月期連結業績は、売上高656億9500万円(前期比0.9%減)、営業損失48億400万円(前期は営業損失66億4800万円)、経常損失50億400万円(同経常損失68億200万円)、当期純損失55億2300万円(同当期純損失71億4200万円)だった。
売上高は、全店ベースでは不採算店舗の閉店に伴う店舗数の減少により前期割れとなったが、既存店ベースでは前期比4%増となった。上半期まで客数の回復が想定よりも鈍く、既存店の売上高も同1%減の進捗だったが、下半期に入って客数が増加し、既存店の売上高は同8%増となった。
営業総利益率は、持ち越し在庫の削減を一気に進めたことで前期より0.4%減の40.8%の実績となったが、一定のめどがつく水準まで在庫を削減できた、としている。また、販売管理費については、営業継続店舗の賃料減免や前期に閉店した不採算店舗のコストが発生しないことなどから、前期より24億円削減している。
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