アシックス、20年12月期第1四半期は新型コロナの影響で赤字決算に
アシックスは5月15日、電話会議で廣田康人代表取締役社長COOと林晃司執行役員経理財務統括部長が20年12月期第1四半期(1~3月)の連結業績について説明した。
それによると、2月までの累計では北米、欧州、オセアニアなどは計画比プラスで推移したが、新型コロナウイルスの影響もあり売上高は13.5%減収、営業利益は減収と東京2020オリンピック・パラリンピックの関連費用の発生で8億8200万円の損失となり、最終赤字を計上した。なお、通期の業績予想は未定としている。
主力のパフォーマンスランニングは、2月までは計画比プラスで推移したが、新型コロナの影響で中華圏を除くほぼすべての地域で減収となり、売上高382億円で前期比11.5%減となったのを始め、すべてのカテゴリーが減収になった。オニツカタイガーは、とくに中華圏で4割を超える減収となったことが響き、75億円(同29.5%減)だった。地域別ではオセアニア以外で減収となった。
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