これは、両社のパフォーマンスシューズの中で最も低いカーボンフットプリントとなった。アディダスのブランディング統括エグゼクティブ・ボードメンバーの Brian Grevy (ブライアン・グレイビー) 氏は「私たちがオールバーズと共同開発した FUTURECRAFT.FOOTPRINT は、カーボンニュートラル (脱炭素) の未来に向けた飛躍的な一歩。このように競合とコラボレーションをし、独自技術や素材のイノベーションを共有することで、地球に優しいものづくりを加速する。私たちは 2025年までにすべての製品のカーボンフットプリントの平均を15%削減することを目標にしており、このシューズはその目標を達成するための大きな一歩となっている」と語る。
また、オールバーズ共同創業者・共同CEO のTim Brown (ティム・ブラウン)氏は「気候変動への挑戦は、一致団結して立ち向かう必要があるということを、FUTURECRAFT.FOOTPRINT を通じて再認識した。世界で最も低いカーボンフットプリントのランニングシューズを完成させるという、シンプルでありながら壮大な計画を、わずか2年で実現できたことを誇らしく思う。これは、さまざまな困難に打ち勝ったコラボレーションの証だ。オールバーズは、2030年までに製品ごとのカーボンフットプリントを95%削減するという目標を持っており、今回のシューズがもたらした努力の結晶は、この野心的な目標を達成するために必要なもの。このコラボレーションによる影響が、皆さんが普段通り行っている方法を再考する気づきとなること、我々の開発プロセスや学びが、業界を超えてカーボンフットプリント削減に向かっていくことを切に願っている」と語っている。