2023年5月28日 企業 ワークマン、新潟県初の#ワークマン女子とWORKMAN Shoesの複合店を上越市に出店 ワークマンは、「#ワークマン女子」と「WORKMAN Shoes」の複合店である「#ワークマン女子上越インター店」を6月8日に出店する。複合店としては、新潟県初出店となる。 新潟県は、#ワークマン女子(長岡川崎店)、WORKMAN Plus2(新津店)、そして今回出店する#ワークマン女子とWORKMAN Shoesの複合店の3つの新業態店フォーマットが日本で唯一併存する県。 このうち、WORKMAN Plus2の1号店である新津店は、Plus店で全国トップクラスの繁盛店になった。売上げが見込める強いフォーマットのため、今後は周辺に既存店が全くない地域にのみ出店していく。2号店を宮崎県小林市、3号店を千葉県いすみ市に出店するが、最寄り自店との距離は20㎞以上ある。 一方、複合店は女子単独店よりも売上げが2割程度高くなっている。複合店である上越インター店が成功すれば、#ワークマン女子長岡川崎店も複合店に改装する予定。今後、県下では他店とのバッティングが少ない複合店を出店していく。 「#ワークマン女子」と「WORKMAN Shoes」の複合店の売り場はわかれているが、レジを共通にして一体運営を行う。この複合店の全国第1号店であるショッピングモール内の「なんばCITY」店、それに続いての池袋サンシャインシティアルパ店と東急百貨店吉祥寺店はワークマン全店990店中のトップとトップに次ぐ売上げがあり、いつもレジ待ちの行列が発生。今後の主力フォーマットとなる路面複合店は全国8カ所に出店、全店が好業績となっている。 他社が一斉に値上げに走るなか、ワークマンはPB製品の「価格据え置き宣言」を出しており、今年の春夏物の96.3%のPB製品価格を据え置いている。秋冬物の価格据え置き率は99.3%。このため、上越インター店では価格競争力が今までにないほど高まり、機能と価格面で競合がいないため、初年度売上高は強気の3億円を目標にしている。