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2024年04月26日

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オンワード樫山、毎日履けるニットシューズ「ステッピ」を単独ブランドとしてデビュー――全国200拠点での販売を開始

ステッピの主な商品。左からベーシックポインテッドパンプス / ニットシューズ、ポインテッドメッシュパンプス / ニットシューズ、ニットスニーカー、KIDSストラップシューズ

オンワード樫山は、ニットシューズ「steppi(ステッピ)」を単独ブランド化しリローンチ、取扱店舗を全国約200拠点に拡大する。


ステッピは、2022年春に同社のファッションブランド「UNFILO(アンフィーロ)」のシューズラインとして発売、多機能な使いやすさと幅広い生活シーンに調和するデザインが好評を得て、同社ECサイトを中心に年間販売数1万足を突破した。その革新性と品質が高く評価され、2022年度グッドデザイン賞(主催:公益財団法人日本デザイン振興会)も受賞。 


その販売好調を受け、より多くの顧客が直接店舗で触れて体験できることを目指し、同社が成長を見込むOMO型ストア「ONWARD CROSSET select」を中心に、取扱店舗を一気に200店舗超に拡大することにした。独自性の高いニットシューズの単独ブランドとして、オフィシャルウェブサイトや自社ECサイト「ONWARD CROSSET」での情報発信も強化していく。


ステッピのシューズは、一枚仕立てのニットアッパーと発泡素材のアウトソールを採用することで、ベーシックなパンプスで片足120g、およそタマゴ2個分の軽さを実現。軽量リサイクルポリエステルヤーンでしなやかに編みたてることで裏材や芯材を排除。アウトソールは、ランニングシューズのような軽さとクッション性に、パンプスのきちんと感を両立させた。


アッパー材は、糸から撥水加工を施しているため水を玉のように弾き、少々の汚れならひと拭きで対応できる。また、縫製のミシン糸も撥水加工済みのものを使用している。また、洗濯ネットに入れて洗濯機で洗うことが可能。


シューズには可能な限りの再生素材を採用し、使用済みペットボトルやプラスチック廃材をリサイクルしたポリエステルヤーンを使用。アウトソールも中敷きもリサイクル素材配合している。さらに、靴箱もショッパーもなくすことで輸送におけるCO2排出の低減にも挑戦している。


主要アイテムは、全11色と豊富なカラー展開が特徴の「ベーシックポインテッドパンプス/ニットシューズ」(税込9990円)、ベーシックタイプと同じ木型を使用したメッシュアッパーバージョンの「ポインテッドメッシュパンプス/ニットシューズ」(同)、軽やかでベーシックなスリップオンタイプの「ニットスニーカー」(同)、子ども靴の「KIDSストラップシューズ」(税込6930円)。


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