2024年6月15日 企業 ロシュ・ダイアグノスティックス、今年で5回目となる病気と闘う子ども達のぬり絵を靴にしてプレゼントする「ロシュ ゆめいろシューズプロジェクト」を開催 ロシュ・ダイアグノスティックスは、重い病気や障害をもつ子ども達や、その兄弟が描いたぬり絵を靴にしてプレゼントする「ロシュ ゆめいろシューズプロジェクト」を、NPO法人福岡子どもホスピスプロジェクト(福岡県福岡市、濵田裕子理事長)の協力のもと今年も開催する。 「重い病気と向き合い、治療をがんばっている子ども達の前向きな歩みを支えたい」。そんな思いから始まった同プロジェクトは、病気と闘う子ども達や兄弟である子ども達にぬり絵を楽しんでもらい、そのデザインを世界でひとつだけのシューズに仕上げてプレゼントする活動で、2020年に開始し、今年は5回目の開催となる。 シューズの制作費はロシュ社員の寄付によって支えられ、これまで届けた靴は270足以上。今年は福岡子どもホスピスの社員向け講演や、全国に12あるロシュの拠点で募金活動を行い、50足の靴を届ける予定。 ぬり絵は専用のアプリで行うことができ、子ども達がぬり絵をしたいときに心休まる場所で、からだへの負担が少ない形で楽しんでもらいたいと考えている。 さまざまな思いを抱えながら、長期入院やときに痛みを伴う治療に懸命に取り組んでいる子ども達、そしてその子ども達を支える兄弟。同社はこのプロジェクトを通して「どんな靴が出来上がるかな」「その靴を履いてどこへ行こうかな」など未来への期待や希望を持って、少しでも前向きに治療に向き合って欲しいとしている。 福岡子どもホスピスの濵田理事長は「病気や治療による制限や制約の中で、自分で楽しみながら参加できるこのプロジェクトは、入院中や在宅療養中のお子さんのみならず、天使になったお子さんの兄弟家族にも生きる力を与えてくれる。一人でも多くの方が、病気や障がいのあるお子さんやご家族に思いを馳せ、子どもと家族の大切な“もの語り”をともに作っていただければ幸い」とコメントしている。