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2024年04月26日

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革製品コンペティション「ジャパンレザーアワード2022」の受賞作品展がb8ta-Tokyo新宿マルイ店で開催中!

グランプリを受賞した野沢浩道氏の「チイサナフデバコ」

一般社団法人日本皮革産業連合会が主催する国内最大の革製品コンペティション「ジャパンレザーアワード」の2022年度グランプリおよび各部門の受賞作品10作品が、12月1日(木)から2023年1月6日(金)までの約5週間、「b8ta-Tokyo新宿マルイ」(東京都新宿区)特設ブース(エクスペリエンスルーム)で一般公開されている。


今年度の「ジャパンレザーアワード」には243点の作品が寄せられ、長濱雅彦(東京藝術大学美術学部教授)審査員長を始めとしたファッション、デザインの分野において第一線で活躍中の審査員がグランプリを始め、各賞について厳正な審査を行った。


その結果、野沢浩道氏の「チイサナフデバコ」(フリー部門ベストプロダクト賞)がステイショナリーとして初のグランプリを受賞した。独学で革製品づくりを始めた野沢氏はこれまでに15作品を応募。企業デザイナーやフリーランスで活動しているクリエイターではなく、レザークラフトを楽しむつくり手がグランプリを受賞するのも今回が初めて。消しゴムつき鉛筆一本分専用ケースを絞り加工で仕上げた独創的な作品が高く評価された。

フットウェア部門ベストプロダクト賞を受賞した宮内崇氏の「InTi(インティ)」

このほか、一般公開されているのは、「InTi(インティ)」(フットウェア部門ベストプロダクト賞)宮内崇氏(アトリエ路地の家)、「“リム”トート」(バッグ部門ベストプロダクト賞)中野義夫氏(Wish Born)、「カスタマイズウォレット」(ウェア&グッズ部門ベストプロダクト賞)矢内徹氏(吉田)、「ビスポークシューズver 2.0~伝統技法×最新技術で挑む世界市場~」(フットウェア部門フューチャーデザイン賞)外林洋和氏(LIGHTBULB)、「千色革籠」(バッグ部門フューチャーデザイン賞)河本静香氏(sunao)、「混沌」(フリー部門フューチャーデザイン賞)蔡弘灏氏(CAI芸術スタジオ)、「ハザイ×クマ」(フリー部門フューチャーデザイン賞)井藤憲一郎氏、「牛さんの爪サロン」(学生部門最優秀賞)大塲朝希氏(国際ファッション専門職大学)、「『ロス』から生まれた『レス』シューズ」(審査員長特別賞=持続可能なデザイン)安藤真弓氏(ティックワールド)の各部門賞を受賞した作品。

フットウェア部門フューチャーデザイン賞を受賞した外林洋和氏の「ビスポークシューズver2.0~伝統技法×最新技術で挑む世界市場~」

審査員長特別賞を受賞した安藤真弓氏「『ロス』から生まれた『レス』シューズ」

シューズで受賞した「InTi」は、牛の個体識別番号を「1つの命があったことの証明」として敢えて刻印した神戸牛スニーカー、「ビスポークシューズver 2.0 ~伝統技法×最新技術で挑む世界市場~」は、義肢装具士と靴職人が連携しIT・3D技術を駆使し適正な価格でビスポーク靴の輸出を提案した。さらに「『ロス』から生まれた『レス』シューズ」は、害獣として駆除の対象となる鹿革を用い、性差や年齢に関係ない履き心地を目指した作品となっている。


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