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2022年09月25日

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【特集 ブランドスニーカー2022年秋冬 『ブルックス』 アキレス 】 新ミッドソール素材、DNALOFT V3を搭載した「グリセリン」に注力――弾むような履き心地でさまざまなシーンに対応できる



「DNALOFT V3」はブルックス独自のクッション素材であるDNALOFTとの比較で28%軽量化され、クッショニングは16%、反発力は17%向上


100年以上前の1914年、米国ペンシルバニア州で創業したブルックス社は、1977年に世界で初めてミッドソールにEVA素材を採用したことでも知られている。そのため、ランニングシューズブランド「BROOKS(ブルックス)」のミッドソールの先進的な開発には定評があり、その機能性に裏打ちされた履き心地の良さが、さまざまなシーンへの広がりを後押ししている。


昨年、ブルックスの次世代開発チームであるブルーラインが手がけたロードランニング向けの新クッショニングモデル「Aurora(オーロラ)」が、そのデザイン性と機能の革新性で注目された。この世界同時発売された限定モデルのミッドソールに初搭載されたのが、独自のクッション素材であるDNALOFT(ディーエヌエーロフト)に、液化窒素ガスを混ぜて臨界発泡させたDNALOFT V3。この新素材は、これまでのDNALOFTとの比較で28%の軽量化を実現するとともに、クッショニングは16%、反発力は17%向上するという最高級のクッション素材として注目された。



そして2022年秋冬。シーズンの最注力モデルで、「ブルックス」のクッショニングモデルとして長年愛されてきた「Glycerin(グリセリン)」の20世代目に、このDNALOFT V3が搭載された。これにより「Glycerin20(グリセリン20)」は、“ブルックス史上最もソフトなクッションシューズ”となった。


「グリセリン20」は、DNALOFT V3の搭載によって衝撃吸収性はもちろん、“弾むような”反発性が生まれたことが最大の特徴。その感覚は、ランニング時はもとよりウォーキングしただけでも、押し出されるように前に進む感覚が得られる。また、非常に“へたりにくく”、耐久性に優れる素材であることも優位性になっている。


さらに、底面を広く設計したこと、アウトソールのラグパターンの設計を変更したことで安定感が高まり、より楽に、よりスムーズに走れるようになった。アッパーは、エンジニアードメッシュの採用で通気性が向上し、包み込まれるようなフィット感をもたらす。「グリセリン20」は、本国アメリカでも発売以来、爆発的な人気になっているという。

グリセリン 20 1万8150円(税込)/メンズモデル。㊧ネイビー、㊨オレンジ、㊦ブラック


グリセリン 20 1万8150円(税込)/ウィメンズモデル。㊧ネイビー、㊨ホワイト、㊦ブラック

「グリセリン」をレギュラー、GTS、ステルスフィットモデルのバリエーションでシリーズ化――「ゴースト」に次ぐ2本目の柱に育成へ


グリセリンは、20世代目となったことを機に、レギュラーモデルの「グリセリン20」のほか、ブルックス独自のサポート機能である“GuideRails(ガイドレール)”を搭載し、過剰な動きを抑制しながら腰やひざ、関節それぞれを自然な動きに導く「Glycerin GTS 20(グリセリン GTS 20)」、アッパーに適度なコンプレッションとストレッチ性のある素材を使用することで足にフィットさせるステルスフィット構造の「Glycerin Stealthfit 20(グリセリン ステルスフィット 20)」の3つのモデルでシリーズ化された。


すべてメンズ(25.0~29.0㎝)、ウィメンズ(22.0~26.0㎝)で構成し、ソールは26㎜‐6㎜の10㎜ドロップ。「グリセリン20」は、メンズ・ウィメンズ各3色で展開されるほか、ウィメンズにはスリムモデルを用意。価格は1万8150円(税込)で、重さは約285g(27.0㎝/片足)。「グリセリンGTS 20」は、メンズ・ウィメンズ各2色展開で、価格は1万9250円(税込)。重さは約300g(同)。「グリセリン ステルスフィット 20」は、メンズ2色、ウィメンズ1色展開で、価格は1万8150円(税込)。重さは約265g(同)となっている。

グリセリン GTS 20 1万9250円(税込)/メンズモデル。㊧ネイビー、㊨ブラック


グリセリン GTS 20 1万9250円(税込)/ウィメンズモデル。㊧ネイビー、㊨ブラック


グリセリン ステルスフィット 20 1万8150円(税込)/㊧メンズのブラック、㊨メンズのホワイト、㊦ウィメンズのブラック

アキレスでは、「グリセリン」シリーズを、「ブルックス」を代表するモデルとして人気の「Ghost(ゴースト)」に次ぐ2本目の柱にしたい、としており、ラン&ウォークから日常まで、幅広いシーンで使えるモデルとして訴求していく。今シーズンは、11月にゴーストの15世代目、「Ghost15(ゴースト15)」の発売が控えており、相乗効果で「ブルックス」の認知向上をはかっていく。


「ブルックス」の展開については、ブランドメッセージ“RUN HAPPY”のもと、ランナーをサポートしていくために大手スポーツチェーン店やスポーツ(ランニング)専門店をベースにしているが、クッション性や安定性といった基本性能の高さにより、ウォーキングから日常まで幅広い層の愛用者に応えることができることから、「ゴースト」を中心に百貨店やコンフォートシューズショップ、靴専門店などにも広がりが出てきている。



2040年にCO2排出量実質ゼロを目指してリサイクル素材を使ったカーボンニュートラルシューズも提案


また、「ブルックス」は、2040年までに二酸化炭素排出量実質ゼロの達成を目指している。この目標を達成するため、製品の材料をリサイクル品に代替し、二酸化炭素排出量に影響の少ない染色プロセスを採用。また、再生可能エネルギーを使用する工場から材料と製品を調達、さらに削減が困難な部分の排出量については、カーボンオフセットを購入することで補うなど、カーボンニュートラルに向けた活動を積極的に行っていく。


発売中の「Ghose14(ゴースト14)」は、ブランド初のカーボンニュートラルシューズとして提案され、リサイクルポリエステルをアッパー素材には最低30%、インソールのトップライナーとシュータンの裏地、つま先ボックスの補強などには100%使用したシューズとして提案されている。



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