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2024年05月12日

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リオグループホールディングス、子どもの速く走りたいを叶える高反発プレート内蔵シューズ「SUPER SONIC」を展開



リオグループホールディングスは、子どもの“速く走りたい”を叶えるシューズブランド「SUPER SONIC」を1月19日から全国の靴専門店とECサイトで発売している。


同社は、販売促進活動の一環として子どもに走り方を教える「かけっこ教室」を全国各地で開催し、通算2000人を超える子どもの走り方を見て研究してきた。


その結果、子どもは大人に比べてアキレス腱のバネや脚力が弱いため、大人とは違った走り方の子どもが多いことがわかった。 また、大人と同じ機能を備えた靴では、子どもにとって負荷が大きすぎてケガのリスクが高まってしまう。


そこで同ブランドは、子どもの走り方の特徴に合わせた設計の高反発プレートを後足部から前足部にかけて内蔵。また、発育途中の身体の成長の妨げとならないよう、プレートの反発力を0.1㎜単位で調整し設計した。


外部第三機関による高反発プレート効果検証を行ったところ、靴の屈曲部計測では高反発プレート入りの靴が高反発プレートの入っていない靴に比べ約1.9倍の反発性があった。また、高反発プレート入りと高反発プレートなしの2種類の靴で、陸上クラブの子ども達がそれぞれ50mを走り、タイム計測を実施。結果、132人中95人の約72%の子どもが高反発プレート入りシューズの方が速かったという(同社調べ)。


また、この高反発プレートの効果を最大限に引き出すため、つま先部分は低トゥスプリングを採用している。


さらに、ラストにもこだわった。大人のランニングシューズは速く走るためにつま先に向かって細くカーブしているものがほとんどだが、足裏の骨形成段階である子どもにとってカーブが強すぎると足の成長を妨げてしまうため、走りをサポートしながらも、癖の少ないナチュラルなカービングラストを採用した。


アウトソールは、土のグラウンドでも力を発揮できるように設計。前足部は地面を強く捉え、蹴り出しの力を最大限に発揮するスパイク設計を取り入れ、後足部は砂抜けを良くし抵抗を最小限に抑える進行方向に平行の溝設計になっている。


このほか、硬質ヒールカウンター、クッションと弾性を兼ね備えたミッドソール、約140g(片足21㎝)を実現する超軽量設計を採用している。


ラインアップはベルトタイプ(サイズ:19~24㎝の6サイズ)と紐タイプ(同:20~24㎝の5サイズ)で、ともにカラーは4色展開。価格は5390円(税込)。


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