連載【いちがいもんの独り言 51】脳内科医・医学博士の加藤俊徳氏著「最強のウォーキング脳」――脳内科医の観点から説明するウォーキングのメリットがおもしろい!

「最強のウォーキング脳」(時事通信社)
本書は、ウォーキングを単なる体の運動として捉えるのではなく、脳の運動として捉えることを論旨としています。わたしもウォーキング中に良いアイデアが出ることや、心が前向きになることは以前から実感していました。それは、歩くことで脳まで血流が良くなるためだと思っていましたが、どうもそれだけではないようです。
この本ではそのことについても脳内科医の見地から説明してあります。確かに当店でも、良く歩いておられるお客様は活気にあふれ、話がおもしろいです。
ウォーキングの一般的なイメージはというと…、ウォーキングが身体に良いということはなんとなく分かるんだけど、中高年の運動じゃないの⁉︎ 体力がある人には、ウォーキングは運動としては物足りない…。歩くのは退屈ということでしょうか⁉︎
この本を読めばウォーキングが脳と身体を活性化させることに気づきますよ。そのせいか、今はウォーキングをする若い女性が増えているようですよ!それに合わせて、昔ながらのウォーキングシューズは売れなくなっています。
さて、当店の話です。「運動はサッカーとキックボクシングだけする、ウォーキングは一生しないと思う!」と断言される経営者のお客様が来られました。
ハイアーチで足首が不安定、自分でも足裏の筋肉が固いことを自覚されています。サッカーをずっと続けたいので、どうやったら良くなるでしょうか?と聞かれます。
仮説ですが、強度の運動しかしないのも要因にあるのではないか。靴と履き方を改めて、しっかりウインドラス機構を活かしてウォーキングすると、足底筋も柔らかくなり、ハイアーチの負担も軽減するのではないか⁉︎
問題は、ウォーキングを「運動」として捉えると、この方にはカッタルイ〜、だけどウォーキングを、「足と身体のメンテナンス」と捉えてもらい、さらに「脳内科医お勧めの脳の運動」として、頭がさらに冴えて良いアイデアが溢れ出しますよと、二本立てで勧めると、やってもらえるかもしれません。
出張先ではよく歩くそうなので、今度そう投げかけてみよう。この話が、ウォーキングを勧めるとき、皆さまのお役にたてば幸いです。
【松下誠氏のプロフィール】
シューズコンフォートアドバイザー。広島県福山市でシューズの販売を通して足と靴に関するアドバイスを行っている「シューズラボCue(キュー)」を経営。なお、“いちがいもん”とは広島の方言で「頑固者」を指す。
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