ジーフット2023年2月期第2四半期、品揃え計画と数量計画が嚙み合わず損失継続――アスビーブランド統一策は順調で前倒し拡大を予定
ジーフットの2023年2月期第2四半期(2022年3月~8月)の連結業績は、売上高が330億900万円(前年同期は346億5000万円)、営業損失19億8800万円(同営業損失29億600万円)、経常損失20億8800万円(同経常損失29億5200万円)、四半期純損失21億3600万円(同四半期純損失31億2700万円)だった。なお、収益認識に関する会計基準等を今期から適用し、各数値はその適用後の数値となっているため売上高の増減率は記載していない。
第2四半期は、行動制限の緩和などによる客数の回復を見込んだが、累計期間では前期とほぼ同水準になった。結果、損失額は減少したものの、売上高は計画乖離と外部要因により、販管費の削減はできたものの、減収による営業総利益の減少を補填するまでには至らなかった。
同社は、昨年度までのコロナ禍で毀損した自己資本の増強、安定した財務基盤による経営基盤の再構築を実現するため、今年度から確実な事業収益力の回復、新たな成長を加速させるデジタルシフトをテーマに掲げ、「事業構造改革」「MD構造改革」「組織・コスト構造改革」の3つの改革による事業再生計画をスタートさせた。
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