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2024年04月26日

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ミズノの「THE MIZUNO ENERZY ULTRA LIGHT」のMakuakeでの予約受注が1800万円を超える

ミズノが、クラウドファンディングサイトのMakuakeで7月1日から予約受注を開始した、高反発ソール素材、MIZUNO ENERZY COREを日常生活向けシューズに初めて搭載した「THE MIZUNO ENERZY ULTRA LIGHT(ザ ミズノエナジー ウルトラ ライト)」(Shoes Post Onlineで既報)は、Makuakeを展開するマクアケの企業の中の研究開発技術を活かした製品プロデュース支援事業「Makuake Incubation Studio」のサポートを受け、 ミズノの有志社員による社内スタートアッププロジェクトから生まれた。


このプロジェクトのリーダーで、ミズノグローバルフットウェアプロダクト本部企画部ランニング・トレーニング企画課の青井俊輔さんに話を聞いた。

ミズノの青井俊輔さんが手にする㊧が「THE MIZUNO ENERZY ULTRA LIGHT(ザ ミズノエナジー ウルトラ ライト)」、㊨がミズノエナジーのコンセプトモデル「THE MIZUNO ENERZY(ザ ミズノエナジー)」

「元々、競技向けの素材として開発されたミズノエナジーを、一般向けシューズに搭載して商品化しようとしたときに、素材を開発する研究開発チームとシューズやバッグ、アパレルの企画担当者、マーケティング、PR担当など、20代から30代のスタッフが部署を飛び越えて集結、チャレンジするためのプロジェクトを立ち上げました。スタートしたのは、2020年の10月頃。コロナで一時、プロジェクトは凍結されましたが、それを乗り越えて完成させました。


どのような需要があるのか、どのような人が興味を持ってくれるのか等を把握するために、実験的にMakuakeの応援購入サービスを使ってテストをしてみることとなりました。マクアケさんとは、これまでにも取り組みがありますが、モノのアイデアも出してもらいながら、国内のみで最大2000足の販売を行うことになりました」


付属の専用シューズ袋に入れて持ち運びが可能――通勤・通学時のジム通いや外出先での運動などでも使いやすい


「THE MIZUNO ENERZY ULTRA LIGHT」は、2020年7月に発表した高反発ソール素材、MIZUNO ENERZY(ミズノエナジー)のコンセプトモデルとして限定販売された「THE MIZUNO ENERZY(ザ ミズノエナジー)」を日常生活向けにリメイドしたシューズ。


従来の自社ミッドソール素材(U4ic)と比較して柔らかさが約17%向上、反発性は約15%高いMIZUNO ENERZYをミッドソール、 アウトソールのメイン素材に使い、ソール踵部から中足部の内部には、 MIZUNO ENERZYの中でも最も柔らかさと反発性を高めたMIZUNO ENERZY CORE(ミズノエナジー コア)を使うことで、どんな路面状況でも弾むような歩き心地を提供する。


アッパーは、 エリート選手向けランニングシューズにも採用されている軽量のニット生地をベースに、スムーズに足入れでき、軽さも約180g(27.0cm片方)と軽量に設計している。


同社では、「家のまわりを散歩する」「通勤時に少し長めに歩いてみる」など、 ちょっとした運動を日常生活に取り入れたい人や、 さらにアクティブに活動したいというマインドをもった30~40代の男女がターゲットに設定。 軽量なため、付属の専用シューズ袋に入れて持ち運ぶこともできることから、通勤・通学時のジム通いや外出先での運動など、さまざまな場面で日常生活にスポーツを取り入れやすいシューズとしている。


なお、7月1日(金)10時にスタートしたMakuakeでの予約受注は、残り50日となった7月11日(月)正午の時点で、目標の1000万円に対し、1824万6250円となっており、すでに50足限定価格、100足限定価格、150足限定価格での販売は終了し、限定価格の1万2100円(税込)で残り390個の予約を受け付けている。


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