サザビーリーグ（東京都渋谷区千駄ヶ谷、角田良太代表取締役社長）は、ノルウェー発のビーチサンダルブランド「SLEEPERS（スリーパーズ）」の日本における独占販売契約を締結した。同社は、デザイン性の高さや履き心地はさることながら、フットウェアの中でも最も流通量の多いビーチサンダルに着目し持続可能な取り組みを行う企業姿勢に感銘を受け、このスタイリッシュかつコンシャスなサンダルを日本においても広めていきたいという想いから、今回の契約に至った。

SLEEPERSは、天然ゴムを採用したファッショナブルなビーチサンダルブランドで、サーファーでもある創設者の「大好きな海の汚染を可能な限りなくしたい」という想いのもと設立され、通常の合成ゴム製のビーチサンダルに代わる製品を提供している。

ビーチサンダルは通常、石油産業からの副産物である合成ゴムで作られている。SLEEPERSのサンダルは、スリランカのゴムの木から採れる生分解性の高級天然ゴムから作られている。天然ゴムは衝撃を吸収し、洗浄も簡単、足にフィットし履き心地も驚くほど快適という機能性に優れている。また、デザインもユニークで、特徴的なスクエアシェイプやプラットフォームなどのシャープでモダンな印象の“Tapered”や“Tapered platfotm” “High platform”モデル、クラシックなラウンドシェイプにもスリムなワイドストラップを起用しスマートでエレガントな“Slim”“Slim wide strap”モデル、男性的なストラップが特徴のラバーソールを採用した“Mens regular”を展開。ビーチにも街にも似合うビーチサンダルとなっている。

SLEEPERSの基盤にあるのは、持続可能性と透明性のある生産。生産はすべて一貫してスリランカで行われ、原材料の調達から出荷されるまでバリューチェーン全体を俯瞰している。原材料の天然ゴムは、スリランカのホロナ農園で樹木の自然なライフサイクルを保証する方法で採取。生きている木から天然ゴムを採取するのは、フェアトレードの条件のもと生活と労働条件が保証された人々の手により丁寧に行われている。

生産の際には、天然ゴムに合成ゴムを5～10％ほど混ぜ、ビーチサンダルの安定性と長く使える品質を保っている。色や柄も化学薬品を使用しない方法で、関係する誰にも害を与えないことにこだわっている。また、伝統的なコーヒーバッグにヒントを得たパッケージも、プラスチックは一切使用せず、FSC認証の紙を起用し化学薬品を使わないインクでデザインしている。手に取った顧客には、このバッグを再利用して、家庭で必要なものに変えてもらうことを望んでいる。

本格展開は2024年秋冬シーズンを予定しているが、2024年春夏シーズンは4月下旬にロンハーマンおよびRHCロンハーマンでクローズアップイベントを開催する予定。商品価格は7000円から1万1000円としている。