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2024年05月03日

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ゴールドウイン、北海道大学観光学高等研究センターと包括連携協定を締結――スポーツとツーリズムの融合で新たな価値創出へ

㊧から北海道大学観光学高等研究センター、国際広報メディア・観光学院 履修証明プログラム専門委員会委員長木村宏教授、ゴールドウイン渡辺貴生社長、北海道大学観光学高等研究センター・センター長山村高叔教授、同大学大学院国際広報メディア・観光学院学院長 奥聡教授(調印式で)

ゴールドウインは9月29日(金)、北海道大学観光学高等研究センター(札幌市、山村高淑センター長)と包括連携協定締結の調印式を行った。 協定開始日は10月1日から。


この連携協定は、観光による地域創生、観光産業の転換、ライフスタイル・イノベーション、観光分野の国際協力といったテーマをもとに活動する北海道大学観光学高等研究センターと、スポーツを通じて豊かで健やかな暮らしを実現することをミッションに掲げ、革新的な製品開発でサステナブルな取り組みや地球環境の改善を目指し、感動を創造し持続可能な社会を推進し、子どもたちの可能性を引き出し美しい未来を形作るための閃きと機会を提供する企業経営を実践するゴールドウインが、産学連携協力体制をとることで学術研究・地域振興・教育などの多岐にわたる相互協力体制を構築し、両者のみならず地域を牽引する観光地創造、ライフスタイルの転換を提言、スポーツやアウトドアアクティビティを通じた観光実践を目指すもの。


とりわけ、スポーツやアウトドア分野におけるツーリズム研究を共同して深化させることで、よりスポーツとツーリズムの融合を誘発し、ライフスタイルの多様性を見出し、健康サービス産業発展に貢献することを目指した共同研究の実施と、北海道大学大学院国際広報メディア・観光学院が開講する演習科目や「DMO運営実践講習」を始めとする、リカレント教育科目で実施される実務家、アスリート等による講義、フィールドワークヘの協力体制を整え、相互協力のもと人材育成のための教育プログラムを展開する。


調印式で北海道大学観光学高等研究センター センター長の山村高叔教授は、「2006年に日本の国立大学法人で初めてツーリズムに関する専門研究施設として設立された当センターは、活動理念として“価値共創、地域協働、国際貢献”の3 つを掲げている。今回の連携協定は、この3つの理念をともに発展させ、観光分野における実践領域の開拓ができるものと確信している。また、研究実践分野のみならず、大学院向けの演習科目や教育プログラムが一層豊かになり、学生たちが実践的な学びを深められるようになることを期待している。共同研究のためのプラットフォーム“GW×CATS・ライフスタイルツーリズム・ラボ(GCLL)”は、ユニークな産学共同の場とし、本学の学生にもオープンな場として未来の観光協会をリードする人材育成を強化していきたい」とコメント。


ゴールドウインの渡辺貴生代表取締役社長は、「当社は、スポーツアパレルを展開しているが、スポーツを競技として捉えるだけではなく、多くの人にとって生活の基盤となるような“自然の中で遊ぶ”ことを、これからのスポーツの広がりにしていくべきではないかと考え、株式会社PLAY EARTH PARKを2023年4月に立ち上げたことが、今回の包括連携協定のきっかけとなった。PLAY EARTH PARKが取り組む“PLAY EARTH PARK NATURING FOREST”においては、環境整備をしながら、その環境の中で自然との関わりを深めることで、とくに子どもたちの可能性を引き出し、美しい未来をつくるために閃きと機会を提供していこうと思っている。今回の協定でスポーツ、アウトドアアクティビティにおけるツーリズムの研究を行うことで新しい融合を誘発し、北海道大学での大学院教育に参画することで得られる人材育成のノウハウ、さらには大学側の豊富な知識や経験と、我々の実務経験を組み合わせることで、新たなライフスタイルツーリズムを見出し、新たな価値を多くの方々に提供したいと考えている」と語った。


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