グッドエイジャー賞は宮崎美子さん、さだまさしさんら6人が受賞――MFUマイスターに靴磨きの長谷川裕也さんらが認証される

グッドエイジャー賞を受賞したシャトレーゼの齊藤寛さん、JESCOホールディングスの柗本俊洋さん、宮崎美子さん、さだまさしさん、中村あゆみさん、江戸清の高橋伸昌さん(左から)。宮崎さんは「人に迷惑を掛けない範囲で何でもやってみたい」、デビュー50周年、コンサートは4600回を数えるというさださんは、「ヒット曲があって背中を押されるようにここまで来た」、中村さんは「謝ったことにない人生だが、常に笑顔を忘れない」と、これまでの歩み、そしてこれからの想いについて語った
日本メンズファッション協会(MFU)は9月6日(水)、「第21回グッドエイジャー賞」の発表・授賞式、並びに「MFUマイスター≪技術遺産≫」認証・授賞式を東京・港区のグランドプリンスホテル高輪で開催した。
グッドエイジャー賞は、2003年に“いい歳しよう宣言!グッドエイジング運動”を立ち上げたMFUが、いつまでも“活きいき・楽しく・かっこよく”をテーマに、年齢を重ねてもさらに人生を楽しみ、これから先もいろいろなことに挑戦しようというバイタリティあふれる人を「グッドエイジャー」として表彰しているもの。
今回のグッドエイジャー賞は、焼き菓子店からスタートし、「おいしくて安い」菓子事業を一代で築いたシャトレーゼ代表取締役会長の齊藤寛さん、6畳一間で立ち上げた電気設備工事会社を国内外合わせて社員数800人の企業に育てたJESCOホールディングス代表取締役会長兼社長の柗本俊洋さん、女優の宮崎美子さん、シンガーソングライター、小説家のさだまさしさん、ロックシンガーの中村あゆみさん、横浜中華街の組合のトップとしても活躍する“ブタまん”で有名な江戸清代表取締役会長の高橋伸昌さんの6人が受賞した。
企業家の3人は「お客の立場でおいしいものをリーズナブルな価格で提供」(齊藤さん)、「社員のためになる会社を目指した」(柗本さん)、「祖父や父の代から世のため、人のため、地域のためを考えてきた」と、 “利他の心(自分のことよりも他人を思いやる気持ち)”をもって歳を重ねてきたと表現した。
また、MFUマイスター≪技術遺産≫認証者には、靴磨き世界一となって、日本の“靴磨き”をビジネス化したBOOT BLACK JAPAN代表取締役の長谷川裕也さん、江戸時代に創業したニットメーカーの7代目で、日本の匠の技を広めている丸正ニットファクトリー代表取締役社長の佐野統康さんが選ばれた。

MFUマイスターに選ばれたBOOT BLACK JAPANの長谷川さん