開催中の「知ってびっくりがいっぱい~ズームアップ☆靴の街・浅草」の展示風景
東京・浅草雷門前の浅草文化観光センター7階展示スペースで、3月6~21日に「靴の記念日」メモリアルイベント2024として、「知ってびっくりがいっぱい~ズームアップ☆靴の街・浅草」が開催されている。
内容は、「戦後日本の暮らしと靴の街・浅草の移り変わり」と題して、暮らしやファッションの変化とともに発展してきた日本の靴と産業のエピソードを、浅草の靴メーカーがつくってきた靴、写真などで紹介している。観光の街として国内外から注目を集めている浅草とは、ひと味違う靴の街としての浅草をクローズアップしている。
また、革と革製品のサステナビリティを発信する活動、TLA(シンキングレザーアクション)のパネル展示と、浅草から生まれた婦人靴ブランド「i/288」とフィッティングサービス「MY SIZE studio(マイサイズスタジオ)」のプレゼンテーションも行っている。
3月23日からは装いを変え、31日まで「知ってびっくりがいっぱい~ズームアップ☆革盆栽」が開催される。内容は、革工芸作品の展示と制作実演。大きな自然を小さな鉢の中に表現する盆栽を、端革や粉砕革を使って制作する革盆栽。超絶技巧で目を疑うような作品を生み出す革工芸作家の森悦子さんと森工芸教室の生徒による新作発表会。会場では、23~24日と30~31日の各土日の13時からワークショップも開催する。TLAのパネル展示は継続展開される。
「靴の記念日」メモリアルイベント2024の主催はクツミライパートナーズ、共催森企画。後援:台東区、協賛:日本皮革産業連合会、全日本革靴工業協同組合連合会。企画運営はシューフィルc&cネットワーク。開場時間は両展示とも11:00から18:00(最終日は17:00まで)。