CIELO X1を手にする宮下隼人選手、鎧坂哲哉選手と柏原竜二さん(左から)
デッカーズジャパンは、「HOKA(ホカ)」最速のロードレーシングシューズ「CIELO X1(シエロ エックス 1)」(2月1日発売)と、新ロードランニングシューズ「SKYWARD X(スカイワード エックス)」(4月15日発売予定)にフォーカスし、これらに搭載されたHOKAの最新テクノロジーを紐解くプレスカンファレンス「FLYLAB EXPERIENCE」を3月1日(金)、渋谷ストリームホールで開催した。
CIELO X1は、速く走るためだけの機能性を搭載し、不要な要素は削ぎ落したWorld Athletics(世界陸連)公認のレーシングシューズ。ソール部分に大胆な切れ込みを入れて軽量化し、カーボンファイバープレートは足指の付け根の内側と外側に向かって広げた非対称のウィング形状にアップグレード。さらにカーボンプレートを反発性に優れた2層のPEBAフォームで挟む“ProFlyx構造”を採用することで、革新的なエナジーリターンをもたらす。価格は3万8500円(税込)。
一方、SKYWARD Xは、HOKA最厚のミッドソールを搭載し、新しい発想でソフトなクッション性とスムーズな走り心地を極限まで追求した。ソールの足に最も近い位置に、ソフトで反発性の高いPEBAフォームを配し、安定性の高いスーパークリティカルEVAフォームにより、衝撃の少ない楽な走り心地を可能にした。エントリーランナーからレースで完走を目指すランナーまで幅広いランナーをサポートするカーボンプレートシューズ。価格は3万5200円(税込)。
デッカーズジャパンの大庭貴士HOKAマーチャンダイジングスぺシャリストは、「トップレベルで記録を狙うというランナーのためのスピードモデルと、誰が履いても快適なマックスクッションモデルという両極にあるものに最先端のシューズを登場させることで、HOKAがさまざまなランナーやシーンで使えるブランドであることを示していく」と述べた。
カンファレンスには、箱根駅伝で5区4年連続区間賞を獲得したHOKAアンバサダーの柏原竜二さんと、同じ箱根駅伝での活躍から社会人ランナーとして活躍する鎧坂哲哉選手(旭化成)、宮下隼人選手(コニカミノルタ)が登場した。CIELO X1について鎧坂選手は「ロケットX 2とは別物。最初は履きこなせるのかな、と思った」とコメント、宮下選手は「初めて履いた時は、反発性は変わらずにクッション性が増したのでマラソンに向いていると思った。大阪マラソンでは30㎞から落ちずに足を動かせた」と語った。また、2人ともジョグトレーニングの「80~90%にクリフトンを使っている」という裏話も披露した。
2020年からHOKAのアンバサダーになった柏原さんは「ゲストランナーとしてマラソン大会に行く機会が増えたが、最近はHOKAを履いているランナーが増えてきた。ランニングでも普段履きでも合わせやすいのがHOKAの魅力でもある」と語った。
その後、SKYWARD Xを履いた山下健二郎さん(三代目J SOUL BROTHERS)とお笑い芸人のチョコレートプラネットが登場し、笑いを交えてランニングやHOKAについてトークを展開。HOKAの愛用者であるという山下さんは、「つま先に体重がかかると前に進むシューズ。踊りやすいので仕事でも使える」と話すと、チョコプラネットの長田さんは「軽くて弾むので、走り出したくなる」、松尾さんは「歩きたくなるし、疲れない」と絶賛した。
SKYWARD Xを手にする柏原竜二さん、山下健二郎さん、チョコレートプラネットの長田庄平さんと松尾駿さん(左から)