【ランニングシューズ特集 アキレス「ブルックス」】ランニングシューズをベースにレーシングから陸上スパイクまで、さまざまな“走り”に対応するアイテムを拡充中!
米国No.1ランニングシューズブランドの「BROOKS(ブルックス)」が、マーケットへの浸透、注目度合の高まりとともに、ランニングシューズからレーシングシューズ、そして陸上スパイクへと、その使用領域を広げている。
スピードシリーズからサブ3.5~サブ4のランナーに向けた「ハイペリオン マックス」を発売――3月12日開催の「びわ湖マラソン2023」に協賛
HYPERION TEMPO(ハイペリオン テンポ)のヒットにより、「ブルックス」のスピードモデルのシリーズとして知名度を上げている「HYPERION」から、今年1月に登場したのが、レベルの高いランナーのポイント練習といったよりタフなトレーニングや、サブ3.5~サブ4ランナーのレース用としても使える「HYPERION MAX(ハイペリオン マックス)。
カーボンプレートを搭載し、ミッドフット着地により前に進む構造のHYPERION ELITE 3(ハイペリオン エリート 3)のカーボンプレートなしバージョンのため、疲れが出るレース後半でも安定したフォームで走り切れるように設計されている。
このモデルのミッドソールには、軽量かつ抜群の安定性と反発力を併せ持つフォーム材、DNA FLASHを贅沢に厚く採用している。DNA FLASHは、EVAに液化窒素ガスを混ぜて臨界発泡させ成型したもので、さらに人気モデルのハイペリオン テンポと比較して全体のソールを4㎜厚くすることで、衝撃を吸収し、タフなワークアウトでも足への疲労を軽減する。
このDNA FLASHは、一般的に使われるソールに比べて32%の軽量化、18%のソフト化、22%の反発性向上をはかっており、軽量性とクッション性、そして反発性の3つをバランス良く兼ね備えている。さらにつま先と踵部にカーブを付けた“ラピッドソールテクノロジー”により、重心移動を楽に行え、前へ前へと押し出す推進力を生み出す。
また、スピード設計の踵の形状、超薄型のタン、ウーブンテキスタイルを使ったアッパーにより、中足部はロックされ、高いフィット感を実現している。今年1月1日から、メンズ、ウィメンズ各2色ずつを発売しており、2月に新色が加わる。価格は2万2000円(税込)。
なおアキレスは、一般ランナーがエントリーできる大会となって初めてとなる「びわ湖マラソン2023」(3月12日開催)に「ブルックス」で協賛(シルバースポンサー)する。「ブルックス」でブースを出展してブランドが取り組むサステナブルな活動を含めてアピールするとともに、インフルエンサーのランナーの参加などで大会を盛り上げ、ブランドをピーアールする。
15世代目の「ゴースト」は走り心地、履き心地がソフトになってさらに快適に走れる――前作に続きカーボンニュートラルな製品に
「ブルックス」ランニングシューズのなかで、15年にわたり多くのランナーから支持されているGhost(ゴースト)シリーズの最新モデル「Ghost 15(ゴースト 15)」が発売中だ。
「ゴースト」は2008年に誕生し、2年後の2010年に米国ランナーズワールド誌で、最高の“エディターズ賞”を受賞。その後もアップデートを重ねながら、この賞を実に9度受賞するという「ブルックス」を代表するモデルになっている。
ブルックス社は「ゴースト 15」の開発にあたり、ミッドソールにこれまでのクッション材であるDNA LOFTと比較して、軽量でソフトな履き心地を提供するDNALOFTv2を採用し、さらにセグメントされたクラッシュパッドのアウトソールがDNALOFTv2のソフトなミッドソールと連動し、接地から蹴り出しまでの流れをスムーズに導く。まさに、「ブルックス」が提唱する“Run Happy”を体現できるモデルに仕上げている。
さらに、エンジニアードメッシュアッパーの快適性と、包み込むような履き心地を実現する3Dフィットプリントにより、長時間履いていても快適なフィット感を保ち続けるように設計されており、ラン&ウォークに使える汎用性の高さも人気のヒミツだ。
昨年11月からメンズ、ウィメンズともに全6色で発売しており、2月から新色が加わる。価格は1万6500円(税込)。
なお、「ゴースト 15」は、前作のゴースト 14に続き、カーボンニュートラル製品となっている。ブルックス社は、世界的な課題となっている気候変動問題に対し、2040年までに二酸化炭素排出量の実質ゼロを掲げて取り組んでいる。「ゴースト 15」も、1足あたりペットボトル8本分に相当するリサイクルポリエステル素材を使用するとともに、製品の材料をリサイクル品に代替し、二酸化炭素排出量に影響の少ない染色プロセスを採用している。
また、再生可能エネルギーを使用する工場から材料と製品を調達し、さらにカーボンオフセットを購入することで削減できない排出量を補っている。
「ブルックス」陸上競技用スパイクの日本での本格展開をスタート、阿見アスリートクラブ(AC) SHARKSから話題に