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2024年04月26日

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Liberato 、九州産い草の畳端材と姫路産の牛革を使った「畳サンダルスリッパ」をMakuakeで先行販売



日本の伝統素材を使ったファッションアイテムを展開するLiberato(リベラート)は、九州産畳のインソールと姫路で鞣した上質な本革を使用した「畳サンダルスリッパ」の販売を、応援購入サービス「Makuake」で5月1日から開始した。


期間は5月22日まで。カラーは、ブラックとブラウンで、サイズは S(23~25㎝相当)、M(24.5~26.5㎝相当)、L(26~28㎝相当)。提供価格は、税込1万2033円から(クラウドファンディング特別価格)で、Makuakeでの先行販売終了後、公式サイトや百貨店等でも販売を予定する。


「畳サンダルスリッパ」は、“もとは捨てられていた九州産の畳端材”と“姫路産の極やわレザー”の異素材のコントラストを用いたブランド第2弾アイテム。片足約130g(Mサイズの片足)と超軽量なうえ、い草が持つ“ムレ防止”や“防臭”などの機能性と同時に、どこでも“畳ごこち”を感じられることで、他の靴では感じられないほっとしたリラックス感を届ける。


畳インソールとEVA(樹脂素材)による“もっちり”とした踏み心地にしており、アウトソールはヴィブラムでしっかりと地面をグリップ。3.5㎝ヒールによって長身・美脚効果も発揮する。また、キメ細かな1枚革でアンラインド(裏地無し)のため、素足に馴染む極上の柔らかさが感じられる。また、外用としてだけでなく、 “おうち時間”が増えた昨今の室内用のスリッパとしても使える。


インソールは、畳を作るときに余って捨てられていた九州産い草の畳端材をアップサイクルして使用することで、廃棄物に新しい価値を与え、生まれ変わらせることでサステナブルな製品作りを目指している。“呼吸する草”とも言われるい草は、1ヘクタールの田んぼで、約6.5tの二酸化炭素を吸収する。また、“吸湿性”や“防臭性”など、自然由来の効果・効能が実証されており、シューズアイテムとしての機能性にも優れている。


自然素材であるレザーは、成牛(ステア)の革を使用。食用となった家畜動物の命を無駄にすることなく、その皮の副産物である革として、最後まで有効活用している。皮を革にする鞣しは、国内有数の産地として知られる姫路のタンナーが仕立てた国産レザーの中でも品質の高いものを厳選。滑らかな手触りと自然な光沢感は、畳と組み合わせることで一層美しさが引き立つ。


Liberatoでは、日本生まれのブランドとして、国内に留まらず海外へ、伝統的で新しい「畳 × レザー」の魅力を伝えていきたいと考えている。そのため、“日本の素材を使って、日本で作ること”。それが最もシンプルに素材の良さを引き出し、輸送等による環境負荷が少なく、最適なモノづくりだと考えている。また、日本の畳文化に慣れ親しんだ国内の革職人が、Made in Japanの誇りを胸に1点1点を丁寧に仕立てた想いの詰まった商品となっている。


同社は、ブランド第1弾として2020年12月、インソールに畳を使った「畳ローファースリッパ」をMakuakesで発売し、目標金額の366%を達成。その後、大手百貨店やセレクトショップで販売を実施。その中で、顧客からよりリーズナブルな価格で購入できるアイテムや、室内でも履けるスリッパタイプを求める声があり、今回それらの意見を商品企画に反映した。


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