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2024年05月06日

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ゴールドウイン、合同リペアイベント「第2回ドゥ・リペアーズ」のアンケート結果を分析――モノを大切にする意識が高まる。若年層の参加も増加



ゴールドウインが展開する「ゴールドウイン(Goldwin)」「ザ・ノース・フェイス(THE NORTH FACE)」「ヘリーハンセン(HELLY HANSEN)」は、9月29日~10月1日に渋谷・原宿エリアにショップを構える11ブランドが合同で開催したリペアイベント「第2回ドゥ・リペアーズ(DO REPAIRS)」に参加した。


このイベントは、同社のゴールドウイン、ザ・ノース・フェイス、ヘリーハンセンのほかに、「パタゴニア(PATAGONIA)」「フライターグ(FREITAG)」「アークテリクス(ARC’TERYX)」「ミステリーランチ(MYSTERY RANCH)」「ニューメイク(NewMake)」「キーン(KEEN)」「フェールラーベン(FJALLRAVEN)」「ジェイソンマーク(Jason Markk)」の11ブランドが参加し、地域の活性化、環境への意識向上、そしてサーキュラーコミュニティの形成に貢献し、企業やブランドの垣根を超えた協創により、新たな社会的インパクトを創出することを目的に開催された。


同イベントのリペア件数は全体で833件、第1回開催(2023年5月)の2倍近い参加件数となり、今後のイベントへの期待が感じられた。また、参加者からは、リペア対応の質やイベントに対する共感、次回開催のリクエストなど、同イベントを高く評価する声が寄せられた。


リペアイベント参加者へのアンケートによると、年代別の参加者でもっとも多かったのが40代、続いて30代、その次が50代で、なかには「高校生の時から着ている」という40代や、「常にリペアをしてずっと使い続けている」という人など、モノを大切にするという意識の高さが伺えた。また、10~20代の若者は、初めての参加者が多く、2回目の開催ということで「ソーシャルメディアを含むメディア」や「通りすがり」をきっかけに徐々に浸透してきている。しかし、若者の地である渋谷・原宿というエリアでありながら、10~20代の参加者がまだまだ少ないのが現状だ。


同イベントでは、「専門スタッフによる修理サービス」「自身で修理体験ができるワークショップ」「プロのメンテナンスアドバイス」の3つをテーマに、ひとつの製品を長く大切に使い続けることを楽しむための9つのコンテンツを用意。それぞれの会場では11の参加ブランドのスタッフがブランドの垣根を越えて協力し、運営した。また、今回、初めて服飾専門学校生や大学生からボランティアスタッフを募集し、渋谷・原宿エリアを「ファッション×サステナブルカルチャーの聖地」となるよう、若者への情報発信を強化した。


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