アシックス、C-Projectによるパフォーマンスランニングシューズ市場でのシェア奪還に手応え――世界陸上オレゴン大会のマラソン、陸上長距離で15%のシェア目指す
アシックスは、パフォーマンスランニング(マラソン)シューズ市場でのシェアを奪還するため、2019年11月に社長直轄の部署を横断した組織として「C-Project(シー・プロジェクト)」を発足させ、既成概念に捉われることなく、速く走ることを徹底的に追求するための活動を2020年1月からスタートした。
走行データの分析により、マラソンを走るランナーには、ストライドを伸ばして速く走ろうとするタイプと、ストライドとピッチをともに伸ばして速く走ろうとするタイプがいることが解り、これを基にストライド型ランナー用のMETASPEED SKY(メタスピードスカイ)を2021年3月に発売、ピッチ型ランナー用のMETASPEED EDGE(メタスピードエッジ)を同年6月に発売した。さらに長距離用陸上スパイクのMETASPEED LD 0(メタスピード エルディ ゼロ)も7月から発売した。
そして今年、前作よりもそれぞれ機能性をさらに向上させたMETASPEED SKY+(メタスピードスカイプラス)およびMETASPEED EDGE+(メタスピードエッジプラス)を6月14日から発売した。6月7日に夢の島競技場で行われたアシックス「METASPEED+」シリーズのローンチイベントでアシックスの竹村周平C-Project部長に聞いた。
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